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日本競馬界の至宝!フォーエバーヤングの名レース(2)こんなに強いの?世界にその名を轟かせた無傷の5連勝目

text by 中西友馬
2024年UAEダービーを制した時のフォーエバーヤング(Photo by Neville Hop wood/GettyImages)
2024年UAEダービーを制した時のフォーエバーヤング(Photo by Neville Hop wood/GettyImages)

2025年は日本競馬史に、またひとつ大きな金字塔が打ち立てられた。フォーエバーヤングが、日本馬として史上初となるブリーダーズカップ・クラシック制覇という快挙を成し遂げたのである。そこで今回は、フォーエバーヤングのキャリアから象徴的な6レースをピックアップ。世界の頂点へと駆け上がるまでの軌跡を振り返る。今回は2レース目。

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②UAEダービー

 次に紹介するのは、無敗で勝利したサウジダービーから約1ヶ月後に行われた、UAEダービー。フォーエバーヤングのキャリア5戦目となったレースである。

 フォーエバーヤングのほかにも、ジョージテソーロ、バロンドール、サトノフェニックスが日本から出走しており、このレースもサウジダービーと同じく、日本勢が複数頭で挑戦。しかし、サトノフェニックスが出走取り消しとなり、最終的に日本勢は3頭となった一戦であった。

 レースは、オアシスボーイがハナを切り、アウトバーンが並びかける形で2番手を追走。大外枠からの発走だったフォーエバーヤングは五分のスタートを切り、好位5番手のポジションを確保した。後方の1頭を除いては、5馬身圏内ぐらいという一団の馬群のまま4角を回り、最後の直線へと向かう。

 直線に入ると、逃げていたオアシスボーイを交わしてアウトバーンが先頭。しかしすぐその後ろまでフォーエバーヤングが上がってきており、この2頭で後ろを離しての争い。

 内のアウトバーンも必死に食い下がっていたが、残り200mあたりからジリジリと外のフォーエバーヤングが前へと出る。最後はアウトバーンに2馬身の差をつけて勝利。

 フォーエバーヤングはこれでデビューから無傷の5連勝。無敗のまま、大目標のケンタッキーダービーへと向かうこととなる。

【了】

【著者プロフィール:中西友馬】
1993(平成5)年6月18日、神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。

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