【学生馬券王決定戦|チャンピオンズカップ】現在第5位:九州大学競馬サークルの予想!思い出深い馬を◎
全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第7戦の舞台はチャンピオンズカップだ。今年は、有望な3歳馬2頭に加え、GⅠ級で優勝歴を持つ古馬勢も揃い、例年以上に力の拮抗したメンバー構成となった。企画としても重要な局面を迎える一戦。果たして各サークルは、どの馬に重い印を託したのか。
現在第5位:九州大学競馬サークル
■チャンピオンズカップの予想

◎ウィルソンテソーロ
◯ナルカミ
▲サンライズジパング
△ダブルハートボンド
△ラムジェット
△アウトレンジ
先週は印入れた馬で掲示板を占めたのに、馬券は当たらず。3連複にしとけば……という後悔もある。そろそろメインレースを当てないと順位を上げられないので、ここは何とか当てたい。
なお、当日はウマ娘&ゾンビランドサガのコラボが開催されていた佐賀競馬場に臨場していた。どうやらテスト期間とやらがあるようで、参加人数が少なかったのだが、なんだかんだで楽しめた。
中央のレース目当ての層と声優目当てのオタク層が早々に帰っていったのは残念だが、それでもなお盛り上がりは九州ダービーに劣らず、ウマ娘コラボの力というものを改めて感じた。
レースも最後のカランダガンとマスカレードボールの叩き合いには、メンバー揃って大興奮だった。先週の記事では諦めていると言ってしまっただけに、これはお見事だという他ない。
さて、当サークルは日曜日のように佐賀競馬に行くのが活動の一つであるが、代表は2年前から個人的に行っていた。去年のJBC佐賀も別の部活の後輩と行っていたのだが、当サークルの他のメンバーのうち、去年時点で九州大学に通っていた3人は、全員現地にいたらしい。中々に不思議な縁である。
去年のあの時は内馬場解放もあって、色々なキッチンカーが出店し、レースも無論盛り上がり、人の入りもかなりのものだった。数日前に、父親名義で入会しているクラブの顔であるキングズソードの屈腱炎による回避が知らされ、1勝馬の頃から応援していた身としては非常にショックだった。
だが、いざJBCクラシックが開催されると、ウィルソンテソーロに騎乗した川田のガッツポーズ、ウイニングラン、涙のインタビューには心が動かされた。あの時に撮影した馬上での一礼は、今でも絵面においてはあれを超えられる一枚はないと思っている。
さて、諸事情によって今週はあまり長々と書いている余裕がないので、もう予想に移ろう。
去年のJBCの話をしたのも関係がある。本命にウィルソンテソーロ。2着2回の実績はあるし、どちらもレモンポップに迫る強い内容。今年に入ってから少し不安定な成績なのは気掛かりだが、上位人気にも不安要素のある今回なら頭もある。先々週勝利、先週落馬からの今週勝利となれば、中々味わい深い。
対抗のナルカミは3歳トップの一角。前走のパフォーマンスは相当なもので、ここ3戦で逃げて上がり最速。こうなればどうしようもない。古馬とやり合った時のペースやプレッシャーに対応できれば、年上をまとめて捩じ伏せる可能性も低くないだろう。
サンライズジパングは、調教後の馬体重を見て”アリ”となった。単穴で。音無厩舎から新谷厩舎に転厩してから、どんどん体重が減っていたが、再びの転厩をしたここで一気に増えていた。落ちていた筋肉も戻ってきていれば。
そして連下の3頭。ダブルハートボンドは、ナルカミ同様勢いがある。性別の差は大きいが、牝馬限定交流重賞で勝ち負けしている馬が中央の混合GⅢで沈むのも珍しくない中、みやこSでしっかり勝ったのは実力の証左。サンビスタ以来の牝馬勝利なるか。
ラムジェットは勝ちが遠ざかっているものの、中京で2戦2勝。思えば、POGの馬選びの段階でこの馬とアンモシエラになんとなく注目しており、その関係で見ていたデビュー戦で衝撃を受けた時から、この馬に注目するようになった。あの時のようなインパクトある走りが出来るか。
アウトレンジは、前走の敗北で人気を落としてくれていれば。兄ハピのように馬券に絡んでほしい。
券種:馬連
方式:3連複
買い目:8-2、7、9、12、13 各1000円

■選択レース:中京12R 3歳以上2勝クラス
◎アスクコモンタレヴ
またまた頭数の少ないレースから。代表の出資馬が勝利したレースで2着した後、今回と同じ2200mで快勝。中京も4戦して全て掲示板内、3着内3回と悪くない。他の大学も的中してきているので、そろそろ突き放しておきたい。

(文●九大競馬サークル代表)
【了】
【関連記事】
・【学生馬券王決定戦|チャンピオンズカップ】予想印一覧ページ



