高齢馬G1勝利ランキング【第5位】人馬ともにG1初制覇!最高のパートナー荻野極騎手と出会って…
今年のスプリンターズSで、ウインカーネリアンがG1初制覇。8歳馬のJRA・G1制覇は、外国馬や京都で行われたJBCスプリントを除けば、3例目の快挙であった。そこで今回は、グレード制導入後のJRA・G1高齢馬勝利ランキングを作成した。劇的勝利となったウインカーネリアンは何位にランクインしているのだろうか。今回は第5位。
※ランキングは日本調教馬に限り、2018年に開催されたJBCスプリントで優勝したグレイスフルリープも、今回は地方扱いとして除外した。
また、南半球産馬のキンシャサノキセキも日本のルールに合わせて、1月1日に馬齢が更新される形でランキングを作成している。
第5位 ジャンダルム
■7歳10月 スプリンターズS

第5位にランクインしたのは、ジャンダルム。今回ランクインした10頭の中で唯一2歳で重賞を勝利しており、早くから活躍を見せていた馬である。
3歳春は王道のクラシック路線を進んでダービーにまで挑戦したが、3歳秋からはマイル路線へと切り替えることとなる。
それでもなかなか結果の出ない日々が続いたが、5歳の年明けにニューイヤーSを制して、2歳時のデイリー杯2歳S以来、2年2ヶ月ぶりの勝利を挙げた。
そんなジャンダルムの転機となったのは、荻野極騎手との出会い。5歳秋からコンビを組むと、スプリント戦へとさらなる舵を切った路線変更も当たり、7歳春のオーシャンSで4年4ヶ月ぶりの重賞2勝目を飾る。
そして迎えた、その年のスプリンターズS。出遅れながらもハナを主張したテイエムスパーダの作る激流を3番手から抜け出すと、最後はウインマーベルの追撃をクビ差抑えて勝利。
鞍上の荻野極騎手と人馬ともにG1初制覇を飾り、母ビリーヴとのスプリンターズS母仔制覇も達成。遅咲きではなく、息の長い活躍を見せた馬であった。
【了】
(文●中西友馬)
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