【ジャパンカップ 調教診断①】世界ランク1位カランダガンの調教評価は?
text by 中西友馬
11月30日(日)東京競馬場で、G1・ジャパンカップが開催される。このレースは、日本と海外の有力馬が集う大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。

■全頭調教診断①
※以下、馬名は五十音順に記載
アドマイヤテラ【評価:C】
直前の坂路はヨーホーレイクとの併せ馬とはいえ、明らかに伸びを欠いての遅れ。このメンバーに入ると見劣る内容。
カランダガン【評価:B】
火・水はダートコース、木曜は芝コースでの追い切り。速い時計は出していないが、木曜は軽い芝にも対応できていた。
クロワデュノール【評価:A】
直前はまさかのC.デムーロ騎手騎乗も、手ごたえ十分にスムーズな加速。100%とはいかずとも、先週より明らかに良化。
コスモキュランダ【評価:C】
騎手騎乗のわりに動きに余裕なく、終いも弾け切らない。同じ坂路での最終追いでも、前走時のほうが良い気配に見えた。
【了】
(文●中西友馬)



