ジャパンカップの予想に使える!東京・芝2400m最強騎手ランキング(第4位)この舞台で何度も苦い思いをした男…
今月末に東京競馬場で開催される第45回ジャパンカップ。舞台は芝2400mで、スタミナだけでなくスピードの持続力や瞬発力も問われるコースだ。年間にG1が3回行われることから、まさにチャンピオン決定の舞台といえる。そこで今回は、今年のジャパンカップに騎乗予定の騎手を通算勝率ランキング化し、上位5人を紹介する。今回は第4位。
第4位 戸崎圭太(勝率12.5%)
騎乗予定:ダノンデサイル

第4位は、ジャパンカップでダノンデサイルに騎乗予定の戸崎圭太騎手だ。東京芝2400mでは、12.5%(255戦32勝)の高勝率をマークしている。
このコースで現役ジョッキーでは2位となる32勝を挙げている戸崎騎手だが、G1だけでなく重賞も勝てておらず、なんと45戦0勝。
昨年のオークス(ステレンボッシュ)とダービー(ジャスティンミラノ)で連続2着したのは記憶に新しいが、G1だけで7度(ダービー3度、オークス4度)もシルバーメダルを獲得している。
しかし、ジャパンカップは過去に10回騎乗して、2年前にドウデュースで4着に食い込んだのが最高着順。ほとんどが伏兵に騎乗してのものだが、それでもあまり相性は良くない。
そんな戸崎騎手に、今年は千載一遇のチャンスが巡ってきた。コンビを組むのは、昨年のダービーで戸崎騎手が苦杯をなめたダノンデサイル。
その時は横山典弘騎手がダノンデサイルの主戦を務めていたが、今年に入ってから戸崎騎手にスイッチ。AJCCとドバイシーマクラシックを連勝する相性の良さを見せた。
コンビ3戦目となった前走の英インターナショナルSこそ6頭立ての5着に敗れたが、61kgの斤量を背負っていた。
またレースでは、単騎逃げの形を取る馬を追う2番手となり、馬の後ろで折り合うプランが崩壊したことも敗因といえる。
ダノンデサイルにとって府中の2400mは、昨年のダービーで同世代のライバルを2馬身以上ちぎった舞台。戸崎騎手が欲しいのはゴールドメダルだけだ。
【了】
(文●中川大河)
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