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【エリザベス女王杯 調教診断③】復活を狙うG1馬・ステレンボッシュなど4頭の評価

text by 中西友馬

11月16日(日)、京都競馬場でG1・エリザベス女王杯が開催される。このレースは、秋の女王を決める大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。今回は3つ目。

■全頭調教診断③

2024年桜花賞を制した時のステレンボッシュ
2024年桜花賞を制した時のステレンボッシュ

ステレンボッシュ【評価:C】

 攻めを強化して、全体時計は5F64秒台をマーク。現状を打破したい意識は伝わるが、気持ちが切れてラストは失速気味。

セキトバイースト【評価:B】

 前走プラス20キロだった馬体は、多少絞れてシャープになった印象。時計的には変わらないが、使った上積みはありそう。

パラディレーヌ【評価:A】

 秋華賞時の追い切りでもA評価をつけ、実際に結果も出た。中3週で大きく変わった感じはないが、好調を持続している。

フェアエールング【評価:C】

 今回は直前を坂路にして、パターンを変えてきた。動きは悪くないが、G1の仕上げとしては若干守りに入った攻め内容。

【了】

(文●中西友馬)

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