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フジキセキ産駒の賞金王は…?獲得賞金ランキング【第6位】4歳でイケイケ状態! 4億円超を稼いだタフガイ

text by TOM

サンデーサイレンスの初年度産駒として誕生し、現役時代は4戦無敗のままターフを去ったフジキセキ。リーディングサイアーのタイトルには届かなかったものの、リーディング2位に3度輝き、G1馬を9頭送り出すなど、種牡馬としても活躍した。そんな名種牡馬フジキセキの産駒トップ10を獲得賞金順に紹介する。今回は第6位。

2012年マイルCSを制したサダムパテック
2012年マイルCSを制したサダムパテック

6位 サダムパテック(4億1,063万7,900円)

性別:牡馬
戦績:30戦6勝 [6-2-3-19]
主な勝ち鞍:12年マイルCS(G1)、京王杯スプリングC(G2)、11年弥生賞(G2)

 通算で30戦を走り、G1のマイルCS含む重賞5勝を挙げて4億円超を稼ぎ出したサダムパテックが6位に入った。2歳の10月に初陣を迎えたサダムパテックは、2戦目で勝ち上がると、続く東スポ杯2歳S(G3)を制し、3200万円ほどを手にしてクラシックへの視界が開けた。続戦となった朝日杯FSは単勝1.8倍の1番人気に推されるも4着に敗れたが、この年は5136万円を稼いだ。

 3歳のサダムパテックは、クラシック制覇を目指して弥生賞から始動。これを期待に応えて突破し約5500万円の賞金を手中に収め、堂々と第一関門の皐月賞へと駒を進めた。しかし、1番人気の支持を集めた皐月賞で2着に惜敗し4800万円ほどを加えた後、日本ダービーでは7着に敗れて春は無冠に終わる。

 秋はセントライト記念(3着)から菊花賞へと進んだが5着に敗れて計2500万円余りの賞金ゲットにとどまる。鳴尾記念の3着と合わせて無冠に終わったこの年は、1億3863万円の賞金加算となった。2000m以下に的を絞って京都金杯から始動した4歳時のサダムパテックは、7戦を走りバラつきのある戦績ながら春は京王杯SCを制して5600万円を上積み。秋にはついにマイルCSで勝利を収めて待望のG1奪取に成功し、1億円強を獲得した。充実の一年を過ごしたこの年の獲得賞金は1億6393万円だった。

 5歳時は5戦してスワンSで3着に入り、約1400万円のみの賞金加算だった。だが、6歳時は8戦を消化した中で、トップハンデを背負いながら中京記念で久々の勝ち星を挙げ、3859万円を得て種牡馬入りを果たした。

【了】

(文●TOM)

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