フジキセキ産駒の賞金王は…?獲得賞金ランキング【第9位】4、5歳で実力覚醒…!大金ゲットのスプリンター
サンデーサイレンスの初年度産駒として誕生し、現役時代は4戦無敗のままターフを去ったフジキセキ。リーディングサイアーのタイトルには届かなかったものの、リーディング2位に3度輝き、G1馬を9頭送り出すなど、種牡馬としても活躍した。そんな名種牡馬フジキセキの産駒トップ10を獲得賞金順に紹介する。今回は第9位。
9位 テンシノキセキ(3億2,585万8,000円)
性別:牝馬
戦績:25戦9勝 [9-4-1-11]
主な勝ち鞍:03年セントウルS(G3)、00年フェアリーS(G3)
スプリント戦を中心に短距離戦線で活躍し、重賞2勝、オープンで6つの勝ち星を挙げた牝馬のテンシノキセキが9位にランク入りした。2000年の10月にデビューしたテンシノキセキは、いきなり素質を全開にする。新馬を勝ち、続く福島2歳S(OP)を制すと、年末に組まれていたフェアリーS(G3)も制し無傷の3連勝で、5495万円を獲得してこの年を締めくくった。
3歳時は年明けの紅梅Sで5着の後、長期の休養となり、優勝したアンドロメダSを含む2戦を消化して2615万円を上乗せした。この馬が本当の実力を発揮したのが4、5歳時で、駿風S(OP)と小倉日経オープンを勝利し、CBC賞(G2)などオープン競走で2着3回の成績を残した4歳時は、9戦3勝で9808万円を獲得。
5歳時には、セントウルS(G3)を制すなどOPで3勝を挙げたほか、スワンS(G2)で2着、CBC賞(G2)で4着に入る。さらに、G1のスプリンターズSでも5着に逃げ粘って、この年は8戦3勝。1億3559万円ほどの大金ゲットに成功した。6歳時は2戦のみの稼働となり、阪急杯で3着に入ったが、ラストランとなった高松宮記念では8着に敗れ、約1109万円の賞金を手にして繁殖入りすることとなった。
【了】
(文●TOM)
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