フレンチデピュティ産駒最強馬は?獲得賞金ランキング【第1位】通算68戦でG1級3勝を挙げた断トツトップ
1997年にアメリカで種牡馬入りし、2001年に日本へ輸入されたフレンチデピュティ。計23年間、種牡馬として活躍した。04年にはJRAファーストシーズンリーディングサイアーの座にも輝き、国内ではG1馬を6頭輩出。今回は、そんな名種牡馬フレンチデピュティの産駒から、獲得賞金順にトップ10を紹介する。今回は第1位。
1位 サウンドトゥルー(7億6,002万8,000円)
性別:セン馬
戦績:68戦13勝 [13-11-19-25]
主な勝ち鞍:15年東京大賞典(G1)、16年チャンピオンズC(G1)
2位のノボジャックに3億円近くもの差をつけて断トツのトップに輝いたのは、JRA時代にG1を2勝、地方競馬に移籍後も11歳までタフに走り続けたサウンドトゥルーだった。
2歳10月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げたサウンドトゥルー。その後も51戦すべてをダートで戦い、5歳時の2015年に日本テレビ盃で重賞初制覇。同年の東京大賞典も制し、この年は中央&地方あわせて2億3000万円超を獲得した。6歳時にはチャンピオンズCを制したのみだったが、東京大賞典2着、帝王賞と川崎記念、JBCクラシックでいずれも3着に入り、約1億7000万円の賞金を手にし、JRA最優秀ダート馬の称号も得た。
7歳となった17年にもJBCクラシックを制すなど1億4500万円強を加算し、18年11月のJBCクラシックを最後に、船橋競馬へと移籍した。
その後も19年、20年と大井の金盃を連覇し、東京記念も勝利。長距離重賞3勝を挙げ、ダイオライト記念(Jpn2)でも3着に好走するなど1億円以上の賞金を得る活躍を続けた。
25年6月15日現在は岡田スタッドで功労馬として余生を過ごしているが、G1級3勝のほか、2着4回、3着5回と好成績を収め、4億4000万円近くを稼ぎ出した競走時代の栄光は色あせることはない。
【了】
(文●TOM)
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