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【2025クラシック番付 牝馬編】(2)小結に選ばれたのは…気性の激しい無敗馬ともう一頭は?

text by 中西友馬

いよいよ牝馬クラシック戦線の桜花賞が近づいてきた。今回は、ライター・中西友馬(@FriendHorse46)が現時点での牝馬クラシック番付を作成。東西の横綱・大関・関脇・小結・前頭筆頭で計10頭をピックアップした。「なぜあの馬が入ってないのか?」などということもあるだろうが、そこは個人的な番付として、大目に見てほしい。さっそく、前頭筆頭の2頭から横綱まで順に紹介していく。また、東西は関東馬や関西馬というわけではなく、あくまで番付上の表記となっているので、その点もご承知おきいただきたい。

東・小結 エリカエクスプレス
西・小結 トワイライトシティ

TwilightCity_ErikaExpress
トワイライトシティ(写真左)とエリカエクスプレス(写真右)

 

 東の小結として評価したのは、エリカエクスプレス。デビューから2戦2勝と未だ底を見せない無敗馬で、新馬戦は自らラップを刻み、直線で突き離して2馬身半差の快勝を果たした。好位に控える競馬となったフェアリーSでも、直線楽々と抜け出して3馬身差の快勝。フェアリーSに関してはレースレコードを0秒9も更新する好時計勝ちで、能力の高さを示した。

 力量的には上位陣に勝るとも劣らないものがあるとは思うが、ひとつ気がかりなのが気性面だ。前走を見ても、新馬戦の時よりもテンションが高く、使うごとに少しずつ制御が利かなくなってきているのではないか。エピファネイア産駒ということもあり、本質的にはさらに距離が延びて良さそうなタイプではあるが、気持ちが前向きすぎて現状では速い流れが好走条件となる。桜花賞がスローになるイメージはあまりないが、平均より遅い流れや、外枠で前に壁が作れない形になると暴走の危険を孕んでいる。前走のように、速めのラップを刻んでくれる逃げ馬の存在がカギとなってきそうだ。

 そして西の小結として評価したのが、トワイライトシティ。こちらもエリカエクスプレス同様、2戦2勝の無敗馬。新馬戦は好位のインコースを追走から、内ラチ沿いを抜けての勝利。2戦目は、16分の11頭当選だったフィリーズレビューの抽選に弾かれて除外され、1週スライドとなったアネモネS。このレースでも同様に好位のインを立ち回り、直線は馬群の間を割って突き抜けて見せた。

 スタートが速く、ポジションを取るのに苦労しない点がセールスポイントで、ラチ沿いや馬群を割って抜けてこれる勝負根性も大きな武器。例年、桜花賞で活躍するイメージがあまりないアネモネS勝ち馬で、トワイライトシティの勝ち方も派手さはない。そのため、トライアル勝ち馬といっても、桜花賞でもそこまで人気にはならないと見ている。ただ、前2走同様に内枠を引いて距離ロスなく運ぶことができれば、アッと驚く無傷の3連勝での桜戴冠も見えてくるだろう。

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