大阪杯走破タイムランキング【5位】“絶対に抜かせない!”強烈な意志を感じさせたミス・パーフェクト
1957年に創設された大阪杯。長らく春の古馬GⅠ戦線へのステップレースとして位置づけられていたが、2017年のGⅠ昇格を機に、その注目度はさらに高まった。そんな伝統の古馬中距離重賞を最も速く走破したのはどの馬なのか。ランキング形式でじっくりと振り返っていく。今回は第5位。

5位: 2008年 ダイワスカーレット(タイム:1分58秒7 天候:晴 馬場:良)
第5位は、2008年にダイワスカーレットが記録した1分58秒7だった。
当時は天皇賞(春)を目指す馬たちの前哨戦という一面もあった産経大阪杯。この2008年もメイショウサムソン、アサクサキングス、ドリームパスポートといった、天皇賞(春)を目指す、牡馬一線級が出走した。だが、これらを押さえて1番人気に推されたのは、前年の有馬記念2着で、ここまでG1・3勝を挙げていた、紅一点のダイワスカーレットだった。
レースがスタートすると、1コーナーで早くもダイワスカーレットが先頭に立つ。マイペースな走りで、前半1000mを59秒6と無理なく進んだ。後続はアサクサキングスが2番手、メイショウサムソンは5番手で追いかける展開となる。
先頭のダイワスカーレットに4コーナーから直線にかけて、アサクサキングス、メイショウサムソン、エイシンデピュティなどが迫った。
直線で一時はアサクサキングスが先頭に並びかけるが、ダイワスカーレットの真骨頂でもある二の脚をみせ、最後は2番手以下を振り切って、先頭ゴール。勝ちタイムは1分58秒7。見事、始動戦を勝利で飾った。また牝馬による産経大阪杯制覇は、1998年のエアグルーヴ以来となった。
【了】
(文●目白明)
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