【今週のルメール様 予想 2/9】信頼度が高いのは2頭。ブレイディヴェーグには不安要素も
2月9日に行われるレースにおいて、ルメール様の騎乗予定馬を『ルメール自信あります専門家』の私「中毒じゃない象さん」が、鉄・軸・紐・消の4段階で評価を行います。なお、こちらで用いているデータは単にこじつけのために使っておりますので、あまり信じすぎないようご容赦お願いします。
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2月9日(日)
東京1R コオリナラグーン:紐
ここまで3戦し、東京芝1400メートル→中山ダート1200メートル→東京ダート1400メートルと条件を変えて使われている。
前走は4着だったが、最後までしっかりと脚を使っており、東京ダート1400メートルの適性はありそう。
ただし、決め手に欠けるタイプで、勝ち切るには展開の助けが必要。
オッズ次第では押さえたいが、過信は禁物。
※結果:9着(4番人気 6.2倍)
東京6R スターエンブレム:軸
デビュー戦(東京芝1600メートル)では1番人気に支持され、好スタートから先手を奪い、直線で勝ち馬に捕まったものの3馬身差の2着と健闘。
先行力と粘り強さを持ち合わせていることが伺える内容だった。
今回も同条件の東京芝1600メートル戦での出走となり、前走の経験を活かせば、勝ち負けに加わる可能性が高い。
メンバー構成を考慮しても、軸として信頼できる一頭。
※結果:4着(1番人気 2.0倍)
東京7R コンテネレッツァ:紐
ここまで5戦2勝、2着2回、3着1回と安定した成績を残している。
前走の1勝クラス(東京芝1600メートル)では、1分32秒7の好タイムで勝利。
しかし、2着以下の馬が次走で振るわず、レースレベルには疑問がある。
昇級初戦となる今回は、展開や相手関係を考慮すると、前走のように楽な競馬にはならない可能性が高い。
※結果:11着(1番人気 2.2倍)
東京8R ノットファウンド:軸
これまで12戦2勝、2着5回、3着1回と安定した成績を残している。
前走の2勝クラス(京都ダート1200メートル)では、2着と健闘。前々走の東京ダート1400mでは勝ち馬に屈したものの、それ以外は話しており非常に強い内容だった。
ただ今回は2勝クラスで好走しているメンバーも多く、強敵揃いとなったため、「鉄」というほどの信頼度は置けないかなと。
※結果:2着(1番人気 3.0倍)
東京9R ゆりかもめ賞 ウィクトルウェルス:軸
前走の未勝利戦(東京芝2000メートル)で快勝し、素質の高さを示した。
今回は距離延長となるが、血統的にも2400メートルへの適性は十分。
ちなみにルメールさんはリアルスティール産駒との相性は抜群で、過去10年勝率37.5%、複勝率70.3%で単勝回収率111%、複勝回収率103%とべた買いでもプラスになる。
※結果:1着(2番人気 5.4倍)
東京10R 初音ステークス キュクヌス:紐
前走1勝クラスを勝ち上がっての昇級戦。先行できるのは今の東京でプラスだが、切れる脚がないので、東京コースがあうイメージはない。
紐予定だが、人気するようなら消しでも良いくらい。
※結果:3着(4番人気 12.1倍)
東京11R 東京新聞杯 ブレイディヴェーグ:紐
これまで東京芝で3戦3勝と抜群の相性を誇るが、今回は不安要素も多い。
府中牝馬Sでは32.8の上がりで差し切ってることから東京コースは合うと思われがちだが、当時の東京コースは差しが決まる馬場だったのに対し、現在の東京芝は後方からの競馬が届きにくい状況が続いており状況は違うと言えそう。
また、マイル戦では忙しい競馬になる可能性が高く、前走のマイルCS後には「最後は伸びてきているんだけど、この距離でいつもより反応が遅かった。初めての距離でリズムが違っていたね」というルメールさんコメントもある。東京マイルは京都マイルと比べて、序盤のペースが上がりやすいことを考えると、引き続きリズムをつかめないケースは考えられるのではないか。
調教の動きもいまひとつだし、本番はドバイという事情もある。能力は牝馬最強だと信じて疑わないが、今回の条件&人気では紐での評価にとどめたい。
※結果:4着(1番人気 2.6倍)
【了】
(文●中毒じゃない象さん)
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