競馬ファンであれば、競馬予想をするうえで信頼するスポーツ新聞や競馬新聞があるものだろう。競馬チャンネルでは、スポーツ新聞6紙、競馬専門誌4紙を購入（20日付け）し、今週22日（日）中山競馬場で開催されるG1有馬記念の各紙本命（◎）数を集計した。大本命ドウデュースの回避で混沌とする暮れの大一番を制するのは？

　ドウデュース回避。まさかの事態に揺れる競馬界だが、それでも有馬記念はやってくる。ドウデュースという歴史的名馬の子どもたちの未来に期待を持ちつつ、今年の有馬記念は有馬記念で予想をしていきたい。

　さて、ドウデュースが無事に出走していれば、どれだけの◎を稼いでいたのか気になるところではあるが、さっそくドウデュースを抜きにした◎数をチェックしていきたい。
※今週は、ドウデュース回避の報道前に発行されてしまった新聞の印はドウデュースに印がまわってしまっている

　◎数トップは今年の日本ダービー馬ダノンデサイルだ。◎数計15個を獲得している。続くのが、菊花賞馬アーバンシック。◎数は計11だ。

　やはり、来年の競馬界を背負っていくのは、若き世代なのだろうか？　今年のダービー馬と菊花賞馬が印を仲良く分け合う形となった

　続くのが、◎数６でジャスティパレスだ。ジャパンカップでもドウデュースに次ぐ◎数を稼いでいた同馬だが、有馬記念でも人気は健在だ。ドウデュースのかわりに3歳馬たちに古馬の強さを見せつけるチャンスがきたのかもしれない。

　◎数5でジャスティンパレスに続いたのが、ベラジオオペラ、◎数３でローシャムパークとレガレイラのサンデーレーシング所有馬が続いた。

　意外に印がまわっていなかったのが、昨年の有馬記念で大外の不利を覆したスターズオンアース（◎数１）。今年4枠7番と中枠を引いたが、調教であまり動いていないという情報があり、現場にいる記者たちの印が回らなかったのかもしれない。

　勢いの3歳馬か、それとも古馬勢が維持を見せるのか？　はたまた、印のまわっていない大穴が現れるのか……。
　本命不在となってしまった暮れの大一番だが、来年の競馬界を引っ張っていくような新たな主役の登場を期待したい。

【了】

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