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ドウデュースだけじゃない! 海外馬を迎え撃つ“大将級”の一頭【ジャパンC スポーツ新聞&競馬専門誌】

Do Deuce_Justin Palace

競馬ファンであれば、競馬予想をするうえで信頼するスポーツ新聞や競馬新聞があるものだろう。競馬チャンネルでは、スポーツ新聞6紙、競馬専門誌4紙を購入(22日付け)し、今週24日(日)東京競馬場で開催されるG1ジャパンカップの各紙本命(◎)数を集計した結果、“日本総大将”と同等の◎数を稼いだ馬が現れた。

馬番 馬名 スポーツ紙 競馬専門紙 合計
1 1 ゴリアット 4 4 8
2 2 ブローザホーン 0 0 0
3 3 ドウデュース 15 3 18
3 4 ジャスティンパレス 11 7 18
4 5 シュトルーヴェ 1 0 1
4 6 ダノンベルーガ 0 0 0
5 7 シンエンペラー 0 0 0
5 8 オーギュストロダン 5 1 6
6 9 チェルヴィニア 3 4 7
6 10 ドゥレッツァ 4 1 5
7 11 カラテ 0 0 0
7 12 ソールオリエンス 1 1 2
8 13 ファンタスティックムーン 0 0 0
8 14 スターズオンアース 1 1 2

 先週のマイルCSでは、ナミュール、ブレイディヴェーグ、チャリンが◎数を稼ぎ、3強の様相を呈していたが、◎数9個で4位だったソウルラッシュが悲願のG1初制覇を果たした。また、2着には◎数4個のエルトンバローズ、3着には◎数1個のウインマーベルが入り、少々波乱の結果となった。

 今週は国内外から超豪華メンバーが集ったジャパンカップが開催される。海外からは、ディープインパクト産駒の超大物オーギュストロダン、キングジョージ馬ゴリアット、独ダービー馬ファンタスティックムーンの3頭が参戦。迎える日本勢は、天皇賞(秋)を圧巻のパフォーマンスで制したハーツクライ産駒のドウデュース、牝馬路線2冠のチェルヴィニアなどが迎え撃つ。

 おそらく、最終的にはドウデュースが一番人気になるのだろうが、あれこれ予想をしているうちに別の芽も探してしまうのが馬券購入者の性であろう。今年のジャパンカップに関しては、専門家たちも同じ気持ちなのかもしれない。早速チェックしていこう。

 ◎数トップには18◎を稼いだドウデュースが輝いた。しかし、同じ◎数を稼いだ馬がもう一頭いる。ドウデュースと同じ3枠に入ったジャスティンパレスだ。

 天皇賞(秋)では4着、ドウデュースに次ぐ上りタイムを記録した同馬だが、前残りの展開で内から差してきたレース内容も評価できる。また、昨年の天皇賞(春)を制していることやこれまでの実績から距離延長は確実にプラスに働くだろう。そして枠順的にも外枠が圧倒的に不利とされる東京2400で、内枠に入れたことも人気を集めた要因だろう。

 上位人気が想定される3歳牝馬のチェルヴィニアは◎数7個で4位となった。東京2400を大得意とするルメール騎手鞍上とはいえ、この豪華メンバー相手には馬の力が足りないのではないかという見立てだった。

 海外勢では、ゴリアットが8◎でトップ(全体3位)、オーギュストロダンが6◎、ファンタスティックムーンが0◎となっている。

 人気薄の中では、国内では惨敗した天皇賞(春)以来のレースとなるドゥレッツァが5◎を稼いでいる。菊花賞を制したことでステイヤーの見立てがあったドゥレッツァだが、本来はこのあたりに適性があるのではないか。また、今年のジャパンカップのメンバーでは確固たる逃げ馬不在ということで先行力も期待されている。

 逆に上位人気が予想されている中では、スターズオンアースが2◎と低迷した。これは馬の状態というよりも、やはり大外枠が響いての結果だろう。ただ、昨年も外から楽に先行して3着に残っているだけに本命とはいかずとも圏内では切りづらいところだろう。

 今年のスプリンターズSからはじまった当企画だが、基本的に想定オッズと◎数トップにそこまで乖離はなかった。しかしジャパンカップでは想定3-4番人気のジャスティンパレスに重い印が多く打たれていた。それだけ状態・条件面で良いのかもしれない。あくまで◎数の多さを紹介しているだけなのだが、今回のジャスティンパレスに関しては、軸としてはかなり堅いのかもしれない。

【了】

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