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【天皇賞(秋) 予想】やはり『2強+ルメール』の様相か……スポーツ新聞&競馬専門誌の見解は?

 競馬ファンであれば、競馬予想をするうえで信頼するスポーツ新聞や競馬新聞があるものだろう。競馬チャンネルでは、スポーツ新聞6紙、競馬専門誌4紙を購入(25日付け)し、今週27日(日)東京競馬場で開催されるGⅠレース『天皇賞(秋)』の各紙本命(◎)数を集計した。やはり2強の評価は揺るがないのか?

馬番 馬名 スポーツ紙 競馬専門紙 合計
1 1 ベラジオオペラ 3 0 3
2 2 マテンロウスカイ 1 1 2
2 3 ステラヴェローチェ 1 0 1
3 4 タスティエーラ 1 0 1
3 5 ノースブリッジ 2 0 2
4 6 ソールオリエンス 3 0 3
4 7 ドウデュース 13 4 17
5 8 キングズパレス 1 0 1
5 9 ホウオウビスケッツ 1 1 2
6 10 ダノンベルーガ 2 1 3
6 11 ジャスティンパレス 1 1 2
7 12 リバティアイランド 15 11 26
7 13 シルトホルン 0 0 0
8 14 レーベンスティール 5 3 8
8 15 ニシノレヴナント 0 0 0

 菊花賞では、勝利を収めた◎数2位のアーバンシック(C.ルメール)が優勝を飾ったが、計23◎を集めたダービー馬ダノンデサイル(横山典弘)は6着に沈んだ。

 今週の天皇賞(秋)は、三冠牝馬リバティアイランド(川田将雅)、昨年の有馬記念馬ドウデュース(武豊)、GⅠ2連勝中のルメール鞍上のレーベンスティールが人気を分け合っているようにみえるが、専門家たちの評価はどうだろうか。早速チェックしていこう。

 最も◎数を集めたのは、やはり3冠牝馬のリバティアイランドだった。スポーツ新聞で15◎、専門誌で11◎、計26◎と、バランスよく評価を得た。

 2番手はやはりドウデュースで、計17◎を獲得。特にスポーツ新聞からの評価が高く13◎を集めている。(専門誌からは4◎獲得)

 専門家たちの見解では、これだけの好メンバーが揃った中でも、昨年の三冠牝馬と有馬記念馬の実力は抜けていると見ているようだ。

 続いて3番手はレーベンスティールとなった。スポーツ新聞から5◎、専門誌からは3◎、計8◎を獲得した。ファン同様、やはり鞍上の実績を評価しての本命視なのだろうか。それとも、近走の充実ぶりや調教を評価されているのか。レーベンスティールの取捨に迷っている方は、ぜひ紙面を読んでいただきたいところだ。

 例によって、ここからはかなりの混戦模様となっている。◎がなかったのが、シルトホルンとニシノレヴナントのみで、他の出走馬は1~3◎を獲得する結果となった。

 専門家たちの見解を統計すると、やはり『2強+1』という見方が多いようだ。しかし、ここまで数えているように、秋のGⅠで圧倒的な人気に応えて優勝した馬は秋華賞のチェルヴィニアのみとなっている。リバティアイランドとドウデュースの2強が実績で他を圧倒しているのは確かだろうが、必ずしも◎が多い馬が勝つわけではない、というのが競馬のおもしろいところだろう。

 単純な◎の数に惑わされず、細かく紙面を読み込んでもらい、週末の競馬ライフを楽しんでもらいたい。