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【天皇賞(秋)2026】過去10年の前走別データを分析!最も好走率が高いローテーションは?

text by 福本典明
2026年毎日王冠を制したセイウンハーデス、2着ホウオウビスケッツ(写真奥)
2026年毎日王冠を制したセイウンハーデス、2着ホウオウビスケッツ(写真奥)

2026年11月1日(日)に行われる天皇賞(秋)(GⅠ)。過去10年の前走レース別成績をもとに、好走ローテーションと注目馬を考察する。【1/2ページ】

■天皇賞(秋)過去10年の前走別成績

前走レース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
宝塚記念G1 3- 2- 3-15/23 13.0% 21.7% 34.8% 35 90
札幌記念G2 1- 2- 1-15/19 5.3% 15.8% 21.1% 18 59
オールカマーG2 1- 0- 0-15/16 6.3% 6.3% 6.3% 19 9
毎日王冠G2 0- 0- 4-28/32 0.0% 0.0% 12.5% 0 56
※天皇賞(秋)の過去10年を集計。今年の出走予定馬の前走レースのうち、天皇賞(秋)で3着以内の実績があるレースを掲載。

■毎日王冠組の傾向と前走人気

秋華賞、菊花賞と、今年は予想の軸になるような「強いデータ」がほとんど見当たらなかった。その傾向は天皇賞(秋)の前走データにも当てはまる。なぜなら秋の前哨戦を使った馬を素直に買えばいい、というレースではないからだ。

まず目を引くのが毎日王冠組。過去10年で【0-0-4-28】、32頭が出走して勝ち馬どころか2着馬も出ていない。複勝率も12.5%にとどまる。

今年は毎日王冠1着セイウンハーデス、2着ホウオウビスケッツ、3着レディネスに加え、リアライズシリウス、エルトンバローズ、シャンパンカラーの計6頭がこのローテーションで臨む。

前哨戦で上位を独占した組だけに人気を集めそうだが、ローテーションだけを見るならむしろ疑って入りたい。

毎日王冠組が最後に天皇賞(秋)を制したのは、2014年のスピルバーグ。2006年から2014年までは9年連続で毎日王冠組から好走馬が出ていた。それだけに、近10年で連対すらないという変化は興味深い。

さらに、このデータと組み合わせたいのが「前走人気」だ。

過去10年の天皇賞(秋)勝ち馬10頭中8頭が前走1番人気。そして前走5番人気以下だった馬は、天皇賞(秋)で連対例がない。

今年の毎日王冠を振り返ると、勝ったセイウンハーデスは5番人気、2着ホウオウビスケッツは9番人気、3着レディネスは7番人気だった。エルトンバローズは10番人気、シャンパンカラーは14番人気。いずれも前走人気のデータでは強調しづらい。

一方、リアライズシリウスは1番人気。毎日王冠組を買うなら、着順だけなら7着に敗れたリアライズシリウスの方が、過去の好走パターンには近いという逆転現象が起きている。これもまた、面白いデータといえるだろう。

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