
2026年10月25日(日)に京都競馬場で行われる菊花賞(GⅠ・芝3000m)。過去10年の前走データから、好走につながるローテーションを分析する。[2/2ページ]
■別路線・条件戦組の狙い目と結論
別路線ではやはり、毎年注目される日本海ステークス組が面白い。【1-1-0-2】で勝率25.0%、連対率50.0%、単勝回収値182。23年ドゥレッツァは日本海ステークス1着から菊花賞を制し、24年ヘデントールも同レース1着から菊花賞2着に入っている。
だが今年のチャリングクロスは7着。過去の好走2頭はいずれも日本海ステークスを勝っていたため、単に日本海ステークス組の数字がいいという理由だけで飛びつくのは危険だ。同じローテでも中身はかなり違う。
また、ダノンヒストリーなどが該当するこれ以外の条件戦組にも注意したい。前走2勝クラス組は【0-1-4-36】。これら条件戦から馬券に絡んだ7頭は全て前走が芝2200mであった。
今年のダノンヒストリーは阿寒湖特別・芝2600m、キンググローリーは九十九里特別・芝2500m、マジョレルブルーは能勢特別・芝2000mからの参戦。いずれも勝って勢いはあるものの、過去の条件戦好走パターンである芝2200m勝ちとは異なっているというのは穴かもしれない。
まず、ロブチェン、シートゥサミット、ジャスティンシカゴ、アウダーシアの「トライアル3着以内組」を中心に据える。
その中でも過去10年の人気別では1番人気が【4-0-2-4】、2番人気が【2-3-0-5】、4番人気も【2-2-1-5】な一方、10番人気以下は【0-1-3-85】と勝ち切れていない。
したがって単勝・馬単は上位評価のトライアル好走馬を中心にし、3連複ではそこから中穴へ流す形が基本と言えそうだ。条件戦組を買うとしても頭ではなく2、3着候補まで、という組み立てが菊花賞の過去データには合っている。
今年はロブチェンが春二冠に続くクラシック三冠を狙う立場だが、前走神戸新聞杯も1着。データ上も最も素直な王道路線に乗っている。
そこを逆転する馬を探すなら、まずシートゥサミット、ジャスティンシカゴ、アウダーシアという前哨戦好走馬から考えるのが筋だろう。
一方、C.ルメール騎手との新コンビで注目を集めるダノンヒストリーは、能力面で底を見せていない魅力がある反面、過去の好走データから外れる部分も少なくない。
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【文:福本典明】
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