【スプリンターズステークス2026・前走評価】有力5頭を採点! G1初制覇を狙うフリッカージャブの評価は?

今週末の9月27日(日)、中山競馬場でG1・スプリンターズステークスが行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。最後には、採点の一覧表を掲載する。[1/3ページ]
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有力馬の前走評価①
■パンジャタワー
開催日:2026年8月23日
レース:札幌・キーンランドカップ(芝1200m)
着順:2着
スタートがあまり良くなかったこともあり、鞍上の松山騎手が促してポジションを取りに行く。ペースがあまり速くなかったことでポジションを押し上げることには成功したが、そこで少しハミを噛む感じで今度は抑える動き。
序盤で少しチグハグな部分があったぶんスムーズに番手を回った勝ち馬にこそ届かなかったものの、最低限の連対は確保した。
高松宮記念で1分06秒7で走っている点からも、現状はマイラーよりスプリンター寄りとなってきている印象。本来のスタートさえ決まれば、スプリント戦でも促さずにポジションを取れるスピードはある馬である。
■フリッカージャブ
開催日:2026年9月6日
レース:阪神・セントウルステークス(芝1200m)
着順:1着
レッドモンレーヴの大出遅れに目が行ってしまうスタートだったが、好スタートから二の脚の速さで内のクラスペディアを抑え込んで1ハロン標識は先頭で通過。
その後はピューロマジックにハナを譲ると、絶好の離れた2番手を確保。松山騎手が戦前に描いていたであろう筋書き通りにレースが進み、直線ではピューロマジックを目標に、余裕を持って差し込んでの勝利。
序盤のポジション取りに苦労しないテンのスピードがありながら、ラストもしっかりと脚が使える理想的なスプリンター。乗りにくさはなさそうで、テン乗りの西村淳也騎手もそこまで苦労はしなさそう。
■サウンドモリアーナ
開催日:2026年8月23日
レース:札幌・キーンランドカップ(芝1200m)
着順:1着
好スタートから、内のウインカーネリアンを行かせて2番手を確保。そのウインカーネリアンが刻んだ前半3Fの通過は、34秒0。実況で触れられていた向正面の向かい風を差し引いても、スプリント重賞としてはスローな展開となった。
2番手から終始楽な手ごたえで運ぶと、外から伸びてきたパンジャタワーに対するアドバンテージを保ちながら、逃げ馬を交わしての快勝。
ここにきて力をつけてきているのもまた確かであるが、番手で向かい風を凌いだこの馬に絶好の勝機が巡ってきており、やはり展開に恵まれた面は大きくある。


