
今週末の9月20日(日)、中山競馬場でG2・オールカマーが行われる。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。最後には、採点の一覧表を掲載する。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■コスモキュランダ
開催日:2026年6月14日
レース:阪神・宝塚記念(芝2200m)
着順:4着
メイショウタバルが外枠となったこともあったが、積極策を取ってハナを切る形。後続を少し引き離す逃げを打ち、前半1000mの通過は60秒3。レース前に降り始めた雨を考えれば超スローではないが、縦長の馬群となった見た目のわりには緩いペースを刻む。
直線でメイショウタバルに交わされてからもしぶとさを見せ、ダノンデサイルとアタマ差の4着。レース前の雨が味方となったのは確かだが、G1馬3頭に食い下がった上に、5着馬を5馬身引き離しての4着は非常に評価できる内容であった。
■ジューンテイク
開催日:2026年6月14日
レース:阪神・宝塚記念(芝2200m)
着順:8着
中団前めからレースを進めると、勝負どころでは外を回って徐々に進出。直線入り口ではクロワデュノールと並んで勝負圏内まで浮上してきていたが、そこから脚は使えずに後退。ゴール前でレガレイラに交わされての8着となった。
切れるイメージがなかったため雨馬場は良いかとも思ったが、重賞2勝はいずれも上がり3F33秒台の脚を使っての勝利。良馬場で走れれば見直すことはできそうだが、そうなると初の中山コースが合わない可能性は十分に考えられる。
■レガレイラ
開催日:2026年6月14日
レース:阪神・宝塚記念(芝2200m)
着順:7着
中団後方寄りから競馬を進めると、直線も外へと持ち出して前を追うが、勝ち馬メイショウタバルから1秒6離された7着まで。前年と同じく有馬記念からのローテーションで、2年連続の敗戦となった。
良馬場以外では3戦して全て着外と、しぶった馬場をあまり得意としていないのは確かだが、そもそも阪神のコース形態が合っていないようにも思える。これも昨年と同じローテーションで得意の中山を狙ってきており、良馬場であればもちろん最有力馬となる。


