
春のクラシック戦線を戦ってきた馬と、夏を経て力をつけてきた上がり馬が顔をそろえる今年のセントライト記念。秋の大舞台へ向けた重要な一戦だけに、どのような臨戦過程を踏んできた馬が好走しやすいのかは気になるところだ。今回は、過去10年の前走レース別データをもとに、好成績につながりやすいローテーションを探っていく。[2/2ページ]
ラジオNIKKEI賞組の成績は?
対抗勢力となるのがラジオNIKKEI賞組。【3-1-1-10】で勝率20.0%、複勝率33.3%と優秀だが、さらに目を引くのが単勝回収値349。今年は勝ち馬サノノグレーター、3着リッツパーティー、4着バドリナートが該当する。
この組は相手に入れておくというより、馬券的には頭まで狙った方が妙味は出る。過去には20年のバビット、21年のアサマノイタズラなどもこのローテーションから勝っており、人気薄の勝利が回収値を大きく押し上げている。ポイントは「中山実績あり」かどうか。
このなかでは初の中山となるリッツパーティーは少し割引きとなる。
一方、かなり厳しく見たいのが条件戦組。3歳以上1勝クラスからの転戦馬は【0-0-0-20】。今年のジャスティンシカゴ、フウセンには嫌な数字となる。また3歳未勝利組も【0-0-0-2】で、ヴァルカンテソーロには逆風。クラス別の数字で見ても、1勝クラスは過去10年【1-0-2-37】で複勝率7.5%、2勝クラスも複勝率13.3%。実績馬を中心に考えた方が良い。
例外があるとするなら春のうちはクラシック路線で戦ってきたサヴォアフェールか。過去にもヤマニンブークリエ、ソーヴァリアント、ミッキースワローといった、春の重賞で掲示板内に入線していた馬たちが好走している。データブレイクするならこの馬かもしれない。
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【文:福本典明】
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