
今週末に行われるキーンランドカップに出走予定の馬たちを血統面から徹底分析。名血を受け継ぐ実力馬や上位人気が予想される有力馬など、それぞれの特徴や適性を比較しながら評価した。果たして最も高い評価を獲得したのはどの馬か。記事の最後には、紹介した5頭の評価をランキング形式で一覧表にまとめている。[2/3ページ]
重賞出走予定馬の血統診断
ダノンマッキンリー
父がモーリス、母がホームカミングクイーンという血統。父は国内外でG1・6勝を挙げた名マイラー。晩年には天皇賞(秋)も制しており、短距離寄りというよりは中距離寄りのマイラーであった。
そして愛国産馬の母は、英1000ギニーの覇者。9番人気の伏兵ながら、後続を9馬身突き離す圧勝であった。
同馬は気性が前向きすぎる点から1400mで4勝を挙げているが、両親の活躍した舞台を思えば、本質的にはマイルの距離が長すぎるということはないと考えられる。
リラエンブレム
父がキズナ、母がデルフィニア2という血統。父はエピファネイアらと同世代のダービー馬であり、種牡馬としてもさまざまなタイプの産駒を輩出している馬。そして愛国産馬の母は、芝の中長距離G1で2度の2着がある実績馬。
さらにその母アゲインは、愛1000ギニーを含む芝1400〜1600mのG1・2勝馬。同馬も3歳時にはダービーにも出走しているように、少なくとも血統表を見る限りは、スプリンターという印象は受けない馬である。
ロードフォアエース
父がロードカナロア、母がイトワズマジックという血統。父は言わずと知れた、日本を代表する名スプリンター。種牡馬としてはアーモンドアイを筆頭に、スプリント路線に限らずさまざまなフィールドで活躍馬を輩出している。
そして米国産馬の母は、現役時代は未出走であったが、さらにその母である愛国産馬ミスティフォーミーは愛1000ギニーを含む欧州G1・4勝馬。勝利したG1は芝1400〜2000mという、比較的距離適性の幅が広い馬であった。


