
今週末、札幌競馬場でG2・札幌記念が開催される。本記事では、開催を目前に控えた、各有力馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[3/3ページ]
——————————
各馬の評価②
シェイクユアハート
実績:8
適性:10
騎手:6
金鯱賞と中日新聞杯で重賞を2勝。以前は勝ち切れないイメージの強い馬であったが、近走はそのイメージを払拭しつつある。
適性面は、この5頭で唯一となる、札幌芝2000mで勝ち鞍のある馬。しかも3馬身半差の快勝であり、この中では一番の適性を示していると言える。
騎手に関しては、前走の宝塚記念に引き続き、25度目の騎乗となる古川吉洋騎手の手綱。今年はここまで11勝を挙げて全国リーディング57位につけており、6点評価となっている。
ショウヘイ
実績:9
適性:5
騎手:9
G2・2勝に加えて、世代の頂点を争うダービーでも3着。アドマイヤテラとほとんど差はないが、わずかな差で9点評価となった。
適性面は、洋芝経験がないだけでなく、初の2000mとなった前走でも10着に大敗。コースに加えて距離実績もないとなると、5点評価となるのは仕方ない。
騎手に関しては、前走の大阪杯に引き続き、6度目の騎乗となる川田騎手の手綱。今年はここまで67勝を挙げて全国リーディング6位につけており、9点評価となっている。
ローシャムパーク
実績:9
適性:8
騎手:7
3年前の夏〜秋にかけて、函館記念とオールカマーを連勝。BCターフ2着は高い評価をしたいところで、満点とほとんど差のない9点評価。
適性面は、札幌経験はないものの、同じ洋芝の函館で重賞勝ちを収めている。洋芝への適性は示しており、8点評価となった。
騎手に関しては、今回が初騎乗となる池添騎手の手綱。今年はここまで21勝を挙げて全国リーディング34位につけており、7点評価となっている。
【関連記事】
・【札幌記念2026・馬体診断】有力馬3頭を100点満点で評価!最も状態が良いのは?
・【札幌記念】過去10年データで判明!札幌・芝2000mで狙うべき血統・騎手・厩舎とは?
・【札幌記念2026・血統診断】出走予定馬をランキング化!血統面で最も評価できるのは?
【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
【了】



