
今週末の7月12日(日)、福島競馬場でG3・七夕賞が行われる。夏の福島を彩る伝統の一戦だ。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[2/3ページ]
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有力馬の前走評価①
■アスクナイスショー
開催日:2026年3月28日
レース:中山・日経賞(芝2500m)
着順:10着
五分のスタートから前めへとつけると、なかなか主導権争いが決着つかない中で2番手からの競馬。3角手前で動いてきたリビアングラスが先頭に立った場面でも、その内で手ごたえには余裕があり、直線では一旦先頭。ただ、やはり出入りの激しい競馬で最後は苦しくなっての10着。
すんなりと先手が取れたわけではない敗戦だったため、この一戦だけで距離が長かったとは判断できない。ただ、3勝を挙げている2000mに戻るのは、少なくともマイナス材料ではない。
■カラマティアノス
開催日:2026年5月9日
レース:東京・エプソムカップ(芝1800m)
着順:6着
五分のスタートから好位のインコースを確保。ペースとしても前半1000m通過59秒6と平均からやや遅めの流れでドンピシャのポジションに見えたが、直線では弾けるような面は見られずの6着。
理想的な位置どりだったことを考えると、差せず差されの内容は物足りなさが残ったが、ペースが流れなかったことで分の悪い瞬発力勝負になってキレ負けした内容。
今回は初の福島コースとなるが、東京のように上がり33秒前半の脚を要求されることは考えにくく、条件は好転か。


