
今週末の6月21日(日)、東京競馬場でG3・府中牝馬ステークスが行われる。秋のG1戦線を目指す有力牝馬が集う、注目の一戦だ。この記事では出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回につながる勢いを見せたのは、どの馬だろうか。[2/3ページ]
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有力馬の前走評価①
■ヴァルキリーバース
開催日:2026年3月15日
レース:中山・東風ステークス(芝1600m)
着順:1着
約10ヶ月半ぶりの一戦でプラス26キロの馬体であったが、五分のスタートから好位を追走。
2着馬と比較すると3〜4角の中間あたりで先に鞍上の手が動いて手ごたえ劣勢に映ったが、直線でもしぶとく伸びてクビ差凌いでの勝利。
その2着馬は次走の福島牝馬ステークスで重賞初挑戦ながら2着と好走しており、メンバーレベルも決して低くはなかった。
長期休養明けであったことを考えてもかなり評価できるレースぶりであり、前走からの上積みも大きい。
■エストゥペンダ
開催日:2026年5月17日
レース:新潟・弥彦ステークス(芝1800m)
着順:1着
スタートが遅かったわけではなかったが、スッと下げて中団後方寄りからの競馬。広い新潟競馬場ではあるが、直線では馬場の真ん中で馬群が密集する中で、進路をなかなか確保できない。
終始前が壁で、ようやく追い出したのは残り200m地点。最後は馬群をこじ開けるようにして交わし切っての勝利。
残り200mまで追えない中でも、上がり3Fは32秒5の瞬発力。今回も後ろからの競馬となると展開に左右される面はあるだろうが、爆発力は重賞でも見劣りしない。


