
今週末に行われるG1・桜花賞。牝馬クラシックの幕開けを告げる、大注目の一戦だ。本記事では、開催を目前に控えた、各出走馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[2/3ページ]
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各馬の評価①
アランカール
前走:6
血統:9
騎手:7
阪神ジュベナイルフィリーズよりは行き脚がマシになったとはいえ、やはり後方寄りからの競馬。またも馬群に入れる経験ができなかったのが、この馬の取捨選択を難しくしている。エンジンのかかりが遅く、やはり阪神マイルがベストとは思えない。
血統面は、父がエピファネイア、母がシンハライトという血統。母がオークス馬というだけでなく、叔父叔母にアダムスピークやリラヴァティという重賞勝ち馬がいるという良血馬。満点評価に極力近い9点評価であるが、血統的には桜花賞よりオークス向きな印象は受ける。
騎手に関しては、前走のチューリップ賞に引き続き、2度目の騎乗となる武豊騎手の手綱。昨年は72勝を挙げて全国リーディング13位に輝いており、6点評価となっている。
スターアニス
前走:10
血統:7
騎手:9
中団に控える競馬で、序盤は若干行きたがる素振りは見せていたが、徐々に落ち着きを取り戻す。距離ロスよりも終始外めを気分よく走らせることを優先した松山騎手の信頼に応え、差し切り勝ちを収めた。2歳12月時点では、2着馬以降と完成度で大きな差があるように見えた。
血統面は、父がドレフォン、母がエピセアロームという血統。母はスプリント重賞で2勝を挙げた実績馬。その豊かなスピードを受け継いでおり、オークスとなると距離適性の面で若干の不安はあるが、既にG1勝ちを果たしているマイルに関しては、一切の不安はない。
騎手に関しては、前走の阪神ジュベナイルフィリーズに引き続き、5度目の騎乗となる松山騎手の手綱。昨年は128勝を挙げて全国リーディング3位に輝いており、9点評価となっている。


