
今週末に行われるG2・日経賞。春の天皇賞を目指す有力馬が集う、注目の一戦だ。本記事では、開催を目前に控えた、各出走馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から整理し、分析する。各項目は【1〜10】のスコアで評価し、有力馬を一覧表で比較することで、それぞれの強みと不安要素を明確にしていく。[3/3ページ]
——————————
各馬の評価②
マイユニバース
実績:6
適性:9
騎手:5
重賞初挑戦がG1となった菊花賞は、13着に大敗。重賞での実績はまだなく、G2のこのメンバーに入ると、厳しい評価となるのは仕方ない。
適性面は、中山2500mで2戦2勝。中山コースでもう1勝を挙げているミクニインスパイアにはわずかに及ばずとも、9点評価を獲得した。
騎手に関しては、前走の湾岸ステークスに引き続き、10度目の騎乗となる横山典弘騎手の手綱。昨年は41勝を挙げて全国リーディング24位に輝いており、5点評価となっている。
ミクニインスパイア
実績:6
適性:10
騎手:7
今回が重賞はおろか、オープンクラス初出走。実績という面では、マイユニバースとともに6点評価にとどまった。
適性面は、現在中山コースで3連勝中。特に2500mには絶対の自信を持っており、満点評価となった。
騎手に関しては、前走のグレイトフルステークスに引き続き、6度目の騎乗となる丹内騎手の手綱。昨年は95勝を挙げて全国リーディング7位に輝いており、7点評価となっている。
ローシャムパーク
実績:10
適性:8
騎手:10
G1タイトルこそないものの、国内外で2度のG1・2着がある。重賞もオールカマーと函館記念で2勝しており、実績的にはこの中でトップの評価。
適性面は、2500mではないが中山コースは3勝を挙げる得意の舞台。年齢を重ねてズブさの出てきた今なら、距離もこれぐらいあっても良さそう。
騎手に関しては、前走の香港カップに引き続き、10度目の騎乗となるルメール騎手の手綱。昨年は140勝を挙げて全国リーディングに輝いており、10点評価となっている。
【了】
【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
【関連記事】
・【日経賞・前走レビュー】有力5頭を10段階採点!重賞2勝の実績馬・ローシャムパークの評価は?
・また違う人…?さまざまな騎手が騎乗した名馬(3)乗り替わりながら三冠を達成!女傑の女傑たるゆえん
・【高松宮記念・能力分析】実績×適性×騎手を点数化!最高評価を得たのはどの馬?


