HOME » 予想情報 » 【マーチS・前走レビュー】有力5頭を10段階採点!大混戦の一戦で最高評価を得たのは?

【マーチS・前走レビュー】有力5頭を10段階採点!大混戦の一戦で最高評価を得たのは?

text by 中西友馬
2024年マーチSを制した時のヴァルツァーシャル
2024年マーチSを制した時のヴァルツァーシャル

今週末の3月29日(日)、中山競馬場でG3・マーチステークスが行われる。エスポワールシチーなど後のG1馬を輩出してきた注目の一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[1/3ページ]
——————————

有力馬の前走評価①

■ヴァルツァーシャル

開催日:2026年1月11日
レース:中山・ポルックスステークス(ダ1800m)
着順:2着
評価:10

 スタートの出はあまり良くなく、中団後方寄りのポジションから。直線を向いたときにも、まだ後ろから数えたほうが早い位置どりだったが、外を回すことなく馬群を縫って鋭い伸び。

 長く良い脚が使えるタイプではないため最後は同じ脚いろとなったが、際どい2着争いを制した。

 重賞勝ち馬だけにオープン特別2着は特筆する結果ではないかもしれないが、上位入線馬が軒並み57キロの中、60キロを背負ってあの末脚。レースの格と着順以上に、中身の濃いレース内容であった。

■オメガギネス

開催日:2026年2月22日
レース:東京・フェブラリーステークス(ダ1600m)
着順:5着
評価:7

 近走とは見違えるような出脚を見せ、個人的な想定とは全く違う、好位からの競馬。直線でもスムーズに外へと持ち出すことができて大チャンスに思えたが、いざ追い出すといつもほどの爆発力は見られず。

 ジリジリと伸びてはいるが、後方待機勢に交わされての5着に終わった。

 差し決着の展開だったこともあるが、前半である程度ポジションを取りにいくと、思ったほどの脚が使えないタイプではありそう。爆発力はあるが、どうしても展開に左右されるのは否めない。

1 2 3