
今週末の3月28日(土)、中山競馬場でG2・日経賞が行われる。春の天皇賞を見据える有力馬が集う、注目の一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■マイユニバース
開催日:2026年3月8日
レース:中山・湾岸ステークス(芝2500m)
着順:1着
評価:8
1番枠を生かして終始好位のインコースを追走し、直線だけ外へと持ち出されると1頭違う伸び脚。前をあっという間に交わすと、後続をグングンと突き離して3馬身半差の快勝。鞍上の横山典弘騎手の3000勝達成に花を添える勝利となった。
もちろん3勝クラスのレースであるため、メンバーレベルは少々懐疑的。ただ、圧倒的なレースで勝ちっぷりが鮮やかだったのもまた確か。2勝クラスもこの舞台で勝ち上がっており、舞台適性はかなり高そうだ。
■ミクニインスパイア
開催日:2025年12月27日
レース:中山・グレイトフルステークス(芝2500m)
着順:1着
評価:7
序盤こそ中団を追走していたが、向正面からまくるように早めにポジションを上げると、4角では先団の外へと並びかける形。大外枠を引いたこともあり、常に外々を回り続けて苦しい競馬だったが、直線ではねじ伏せるように突き抜けた。
例年素質馬の集まる一戦であるが、一枚も二枚も上のレースぶり。勝ち時計的には、例年と比較してあまり目立つものではなかったが、 2馬身ちぎった2着馬が、その後すぐに勝ち上がった点は大きく評価できる。
■ローシャムパーク
開催日:2025年12月14日
レース:沙田・香港カップ(芝2000m)
着順:5着
評価:5
最後方からの競馬となるも、7頭立てという少頭数だったこともあり、4角では前を射程圏内に捕えるポジション。直線では最後まで止まっている感じはなかったものの、前からは離された3着争いがやっとという感じでの5着。
着順だけ見れば近走の中では良いほうではあるが、7頭立ての5着。前からも離されていたこともあって、復調なったという印象は受けなかった。レースの格と着順で評価されそうではあるが、若干懐疑的に扱いたいレース内容。


