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2026年京都記念を制した時のジューンテイク(写真左)
2026年京都記念を制した時のジューンテイク(写真左)

今週末の3月15日(日)、中京競馬場で金鯱賞が行われる。大阪杯をはじめとする春のG1戦線を見据えた有力馬が集う、注目の一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]

有力馬の前走評価②

■ジューンテイク

開催日:2026年2月15日
レース:京都・京都記念(芝2200m)
着順:1着
評価:8

 大方の予想通りにバビットが逃げる形となったが、ここ3戦はいずれも中団〜後方寄りから進めていたこの馬が、今回は大外枠からの積極策。そしてバビットの刻んだ前半1000mのペースは、昨年ほどでないにせよスローの部類となる61秒8。

 それをその直後でぴったりマークし、4角では早くも先頭。直線は馬場の真ん中へと持ち出し、人気各馬の追い上げを退けての勝利であった。

 状態も上がっていたにせよ、藤岡佑介騎手の好判断が光ったレース。枠入りが最後となる大外枠を引き当て、課題のスタートを決めることができた点も大きかった。

■ジョバンニ

開催日:2026年1月25日
レース:中山・アメリカジョッキークラブカップ(芝2200m)
着順:7着
評価:6

 発馬自体は五分に見えたが、行き脚がつかずに後方からの競馬。馬群が縦長となったことで前々での決着となった中、上がり最速タイの脚で懸命に前を追ったが、7着まで。

 たしかに展開が向かなかった面もあるが、速い脚が使えるタイプではなく、後方に置かれるとやはり苦しい。久々のぶん、追い切りの動きから反応も鈍く映ったし、一度使ったことで行き脚がつけば巻き返しも十分。ただ、前走レビューという観点では高評価は難しい結果となった。

■ドゥラドーレス

開催日:2026年1月25日
レース:中山・アメリカジョッキークラブカップ(芝2200m)
着順:2着
評価:10

 道中縦長の馬群を中団後方寄りから進め、直線では猛然と追い込むも、惜しくも再びの2着。1番人気を裏切る敗戦とも取れるが、位置どりを考えればこれが精一杯で、どんな展開でも脚を使えるこの馬だからこそ、2着まで持ってこれたと言えるだろう。

 このレースの中で言うと、展開からして一番強い競馬をしたのはこの馬。これで4戦連続の2着で重賞初制覇はまたもお預けとなったが、終い一手の脚質を考えれば、素晴らしい安定感。コース・展開問わずにしっかりと結果を残しており、初の中京コースでも大崩れは考えにくい。

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