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2025年フェアリーSを制したエリカエクスプレス
2025年フェアリーSを制したエリカエクスプレス

今週末の3月7日(土)、中山競馬場で中山牝馬Sが行われる。今後のG1戦線を見据えた有力馬が集結する、注目の一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]

有力馬の前走評価②

■エリカエクスプレス

開催日:2025年11月16日
レース:京都・エリザベス女王杯(芝2200m)
着順:12着
評価:6

 好走した秋華賞同様にハナを切るも、後ろをピッタリとマークされた上に、1000m通過も59秒9とスローには落とせず。そのわりに直線入り口では馬群が一団となってしまい、早めに並びかけられる厳しい展開となっての12着大敗。

 本質的に2200mが長かった部分はあるだろうが、秋華賞の2着好走で意識されたことで、楽な逃げに持ち込めなかったのは逃げ馬の宿命。ただ本来はフェアリーステークスのように、好位差しもできる馬ではある。

■ニシノティアモ

開催日:2025年11月22日
レース:福島・福島記念(芝2000m)
着順:1着
評価:8

 好ダッシュから、押して逃げ馬の直後を確保し、連勝中の内容とは違う競馬。結果的に、前半1000m通過が61秒1というスローペースだったことを考えれば鞍上の好判断であり、直線では2番手から楽々抜け出しての快勝であった。

 もちろんハンデや展開的に楽だった面はあるが、今までとは違う形でも結果を残した点は、かなりの収穫。牡馬相手の重賞でも、十分に戦える力があることは証明した。

■パラディレーヌ

開催日:2025年11月16日
レース:京都・エリザベス女王杯(芝2200m)
着順:2着
評価:9

 1枠1番という枠順を生かし、道中は中団のインコースで脚を溜める。直線では先行勢の外へと出して抜け出す完璧な競馬も、馬場の真ん中を伸びてきたレガレイラには屈しての2着。

 勝ち馬の強さは際立っていたが、この馬も立ち回りのうまさを見せた理想的な競馬。距離を1ハロン延長したことで、秋華賞より前めのポジションが確保できたことも大きかった。今回は距離短縮の1800mとなるため、ゲートを含めた序盤の運びが鍵となる。

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