
今週末に行われるG3・オーシャンステークス。春の短距離王決定戦・高松宮記念に向けた重要なステップレースだ。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[3/3ページ]
——————————
各馬の評価②
フリッカージャブ
実績:5
適性:5
騎手:9
今回が重賞初挑戦であり、この中に入ると実績面で見劣りするのは、仕方のないところ。G1馬も含んでいるこのメンバーでは、5点評価が妥当。
適性面は、この舞台が初めてというだけでなく、中山コース自体が2度目。その過去1回もダート1200mで6着となると、高い評価はつけられない。
騎手に関しては、前走の北陸ステークスに引き続き、4度目の騎乗となる松山騎手の手綱。昨年は128勝を挙げて全国リーディング3位に輝いており、9点評価となっている。
ママコチャ
実績:9
適性:10
騎手:8
3年前のスプリンターズステークス勝ち馬であり、重賞でも安定して力を発揮している馬。G2勝ちがないぶん満点評価とはならなかったが、僅差の9点評価。
適性面は、スプリンターズステークスだけでなく、昨年のこのレースも勝利。この舞台への適性は非常に高く、文句なしの10点評価。
騎手に関しては、前走のJBCスプリントに引き続き、10度目の騎乗となる川田騎手の手綱。昨年は105勝を挙げて全国リーディング6位に輝いており、8点評価となっている。
ルガル
実績:10
適性:9
騎手:6
2年前のスプリンターズステークス勝ち馬であり、前走の阪神カップでG2勝ちも収めた。ママコチャとは非常に僅差ながらも、10点評価となった。
適性面は、この舞台では2戦1勝。昨年のスプリンターズステークスでは12着に敗れているが、それもG1での戦績であり、9点評価を獲得した。
騎手に関しては、前走の阪神カップに引き続き、3度目の騎乗となる鮫島は克駿騎手の手綱。昨年は67勝を挙げて全国リーディング15位に輝いており、6点評価となっている。
【了】
【著者プロフィール:中西友馬】
大学卒業後、競馬新聞社に入社し、約7年間専門紙トラックマンとして美浦に勤務。テレビやラジオでのパドック解説など、メディア出演も行っていた。2024年よりフリーライターとしての活動を始め、現在は主に、株式会社カンゼンが運営する競馬情報サイト『競馬チャンネル』内の記事を執筆している。
【関連記事】
・【オーシャンS・前走レビュー】元トラックマンが有力5頭を10段階採点!前走内容が良かったのはどの馬?
・【中山記念・能力分析】元トラックマンが実績×適性×騎手を数値化!連勝を狙うカラマティアノスの評価は?
・【中山記念・前走レビュー】元トラックマンが有力5頭を10段階採点!前走内容が良かったのはどの馬?


