
今週末の2月28日(土)、中山競馬場でオーシャンSが行われる。3月に開催される高松宮記念を見据えた有力馬が集結する、注目の一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■フリッカージャブ
開催日:2025年10月18日
レース:新潟・北陸ステークス(芝1200m)
着順:1着
評価:10
好ダッシュから先手を奪うと、直線では2番手から早めに捕まえにきた2着馬が並びかけるも、手ごたえで圧倒。最後まで目一杯追うところもなく、軽く仕掛けただけで2馬身突き離しての快勝。
その2着馬もすぐにクラス突破を果たし、重賞で3着。もちろん初の重賞挑戦で、ペースも展開も今までとは違うことが予想されるが、短距離戦とは思えない余裕の勝利だった前走のレース内容は、満点評価。
■ママコチャ
開催日:2025年11月3日
レース:船橋・JBCスプリント(ダ1000m)
着順:2着
評価:8
個人的には、初のダート戦というより初の1000m戦であるほうに不安を抱いていたが、外枠だったことも功を奏して好位を確保。上手く砂をかぶらない位置でレースを進めると、直線でも懸命に前を追っての2着。
改めて、競馬がブラッドスポーツであることを実感したと同時に、初の1000m戦でもスピード負けしなかった点は素晴らしかった。再び芝に戻す点から前走はあまり参考にはならないが、まだまだスピードに衰えは感じなかった。
■ルガル
開催日:2025年12月27日
レース:阪神・阪神カップ(芝1400m)
着順:1着
評価:9
2年以上ぶりの1400m戦となったが、好スタートから好位のポジションを確保。直線では若干外に弾かれる場面もありながら力強く抜け出し、ナムラクレアの強襲を振り切っての勝利。
一度ナムラクレアに出られたようにも見えたが、最後は首の上げ下げで競り勝つ勝負根性を見せた。勝ち時計もレコードタイムであり、G1馬の底力を見るような意地の勝利。ただ昨年のスプリンターズステークスを見ても、1200m戦ではスタートとポジションしだいにはなりそう。


