
今週末、2月22日(日)に小倉大賞典が開催される。G1の裏開催となるが、こちらも見逃せない一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■シルトホルン
開催日:2026年2月8日
レース:小倉・小倉日経賞(芝2000m)
着順:2着
評価:9
大外枠だったこともあって、いつもより若干後ろ目となる中団の前あたりを追走。勝ち時計を考えると、前半1000m通過60秒6はやはりスローペースの部類で、楽に逃げた勝ち馬を捕まえ切れずの2着。
ただ、この馬も上がり最速タイの脚を使って差し込んできており、いつもと違う競馬となっても好走できた点は大いに評価できる。やはり滞在で臨める小倉は合っているようだ。
■センツブラッド
開催日:2025年12月6日
レース:阪神・鳴尾記念(芝1800m)
着順:2着
評価:8
勝ち馬とほぼ同じポジションとなる、好位のインコースを確保。前半1000mの通過が57秒0という活気のある流れの中、直線でも内にこだわって前の3頭を交わす。勝ち馬にはねじ伏せられたが、しぶとさを発揮して2着を死守した。
後方待機勢に向く流れにも思えるが、スローの瞬発力勝負は避けたかったこの馬にとっては、速めの流れはむしろ歓迎だった。脚質的に小回りコースの小倉は合っており、今度こそとなる重賞初制覇に挑む。
■タガノデュード
開催日:2026年1月4日
レース:京都・寿ステークス(芝2000m)
着順:1着
評価:6
前半1000mの通過が62秒7というゆったりとした流れの中で、この馬は中団の後ろあたりを追走。ジワジワとポジションを上げて4角では前を射程圏内に入れると、最後は切れ味勝負で競り勝っての勝利。
ただ今回は小回り1800mで、前走とは全くペースが違うことが予想される。2年近くずっと2000m以上を使われてきている馬だけに、ペース変化に対応できるかが鍵となりそう。


