
今週末、2月21日(土)に阪急杯が開催される。来月に開催される高松宮記念を見据えた有力馬が集う、注目の一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■ドロップオブライト
開催日:2025年12月20日
レース:中山・ターコイズステークス(芝1600m)
着順:1着
評価:9
京成杯オータムハンデも同じ状況であったが、スプリント戦を使った後ということもあって、スッと好位のポジションを確保。ゴール前では、斤量が3キロ軽い両馬に内外から追い上げられるも、わずかに凌いでの勝利。
トップハンデタイの56キロを背負いながら勝ち切った内容は、非常に評価できる。年齢を重ねて若干ズブさは出てきているようで、今はスプリント戦よりも1400〜1600mあたりが良さそう。
■マイネルチケット
開催日:2026年1月24日
レース:京都・睦月ステークス(芝1600m)
着順:2着
評価:6
大逃げとなった勝ち馬から離れた2番手を追走。人気馬の中では一番前のポジションとなったことで積極的に前を追いかけることができなかったが、この馬の前半800m通過は推定49秒台前半。牽制するにしても、マイル戦にしてはあまりに遅いペース推移であった。
結果的に、後続の人気各馬は抑え切って2着とはなったが、人気薄の勝ち馬を捕まえることはできず。内容的に評価できる部分はあまりないレースであった。
■レイべリング
開催日:2026年1月24日
レース:京都・睦月ステークス(芝1600m)
着順:1着
評価:7
スタート後に押して行ったわけではないが、先行勢不在のメンバー構成で自然とハナへ。そこからジワジワと後続を引き離しながらも、前半4F47.9-後半4F46.2という先行有利の流れを作り出し、最後まで粘り切っての勝利。
この馬が人気薄だったこともあって、2番手以降が牽制し合って動くに動けなかった展開に助けられた面はある。それでも2歳時にG1・3着の素質馬が復活を見せたことは確かであり、この馬の新たな一面を見ることができたレースであった。


