
今週末、2月22日(日)にフェブラリーステークスが開催される。2026年のG1の幕開けとなる大注目の一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■ダブルハートボンド
開催日:2025年12月7日
レース:中京・チャンピオンズカップ(ダ1800m)
着順:1着
評価:10
先行争いが少し激しくなったが、坂井瑠星騎手はすぐに引いて、並走する2頭を見る形の3番手を確保。直線ではかなり余裕のある手ごたえで後続馬が伸びてくるのを待ち構えたように追い出し、最後は内を突いた2着馬の追撃をハナ差凌いでの勝利。
内から一瞬出られそうになったところを、ゴール直前でもうひと伸びする勝負根性はピカイチ。2〜4着馬を中団〜後方から進めていた馬たちが占める中、3番手から抜け出す横綱相撲での勝利で、着差以上にこの馬の強さを感じるレースであった。
■ラムジェット
開催日:2025年12月7日
レース:中京・チャンピオンズカップ(ダ1800m)
着順:3着
評価:8
中団の後ろあたりからレースを進めていたが、前半1000mを迎える前から三浦騎手は促す仕草を見せる。3〜4角の中間ではどの馬よりも手ごたえが悪く映り、大敗を覚悟するような脚いろだったが、直線に入ってやっとエンジンが点火。1800mで行われたレースの約半分が追い通しだった三浦騎手の叱咤に応えてジリジリと伸び、最後はなんとか3着を確保した。
内で窮屈になると良くないタイプではあるが、上位2頭に比べて相当長い距離を走ったこともまた事実。その中での3着確保は一定の評価は必要。
■ロードクロンヌ
開催日:2026年1月25日
レース:京都・プロキオンステークス(ダ1800m)
着順:1着
評価:9
同じ舞台で行われたみやこステークスでは中団後ろからの競馬となったが、今回はスムーズに好位のポジションを確保。直線では、粘り込む2着馬をゴール前で交わして重賞初制覇。
前半1000mの通過が61秒3と、重賞にしてはそこまで速い流れにはならなかったことで、2〜4番手の馬が上位を独占。展開が向いたことは確かだが、得意な良馬場でのレースで、出脚からしても脚抜きの良い馬場でのレースとは明らかに違った。現時点で今週末も雨予報はなく、パサパサの馬場であれば同じようなレースが期待できる。


