
今週の1月25日(日)に開催されるアメリカジョッキークラブカップ。春のG1を目指す有力馬たちが集う注目の一戦である。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬なのだろうか。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②
■ディマイザキッド
開催日:2025年11月9日
レース:東京・アルゼンチン共和国杯(芝2500m)
着順:3着
評価:7
中団馬群を追走し、直線はスムーズに外へと持ち出して前へと迫る。ただ、突き抜ける手ごたえだったわりに最後は脚いろが鈍り、差せず差されの3着。
東京での実績は十分の上、斤量も56キロで伸び切れないとなると、やはり距離が若干長かった印象。こちらも良績のある中山で距離短縮であれば、レース内容の良化も期待できる。
■ドゥラドーレス
開催日:2025年9月21日
レース:中山・オールカマー(芝2200m)
着順:2着
評価:10
レース序盤は後方を追走していたものの、道中フェアエールングやコスモキュランダとともにポジションを上げる。直線では、その直後でジッとしていたレガレイラには伸び負けたが、悠々と2着を確保。
またも勝ち切れないレースではあったが、レガレイラとの差は道中脚を使ったぶんと考えることもできる。レース内容は非常に濃く、自在性のある脚質はこの舞台にぴったり合う。
■マイネルエンペラー
開催日:2025年12月28日
レース:中山・有馬記念(芝2500m)
着順:9着
評価:9
約8ヶ月ぶりと久々の一戦だったが、中団追走から外をスルスルと上がり、4角では先行集団の外まで浮上。最後はさすがに苦しくなったが、着拾いのレースではなく色気を持った騎乗で見せ場を作った。
地力の高さを見せたレース内容で、この豪華メンバー相手に0秒8差なら上出来。レースレベルの高さを考慮すれば、前走レビューとしても高評価となる。


