
国内では種牡馬・若駒の話題、競馬場では異例の売り上げ現象、そして海外を見据えたトップホースたちのレース選択。
今週の競馬界は、派手さこそ控えめながらも、今後の楽しみが増すニュースが数多く飛び込んできた。
未来を占うヒントが詰まった今週のトピックを、5本に絞って振り返る。[2/5ページ]
②重賞じゃなくても売れる? 中山第1Rが2週連続でJRAレコード更新
10日に行われた中山競馬で、思わぬ注目を集めたのが第1レースの馬券売り上げだ。重賞はおろか特別競走すらない通常開催にもかかわらず、第1Rとしての売り上げは、JRAレコードを更新。10億75万6200円を記録した。しかも、これで2週連続という異例の事態となった。
通常、売り上げが集中するのはメインレースや重賞競走。しかしこの日は、開幕直後の未勝利戦に多くの資金が投じられた。その背景には、ネット投票の普及や、早い時間帯から情報を精査するファン層の増加があるとみられる。
さらに、昨年放送されたTBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の影響も無視できない。実際、昨年の有馬記念の売り上げは前年比129.5%を記録しており、競馬全体への注目度が高まっていることは確かだろう。


