12月27日(土)中山競馬場で、G1・ホープフルステークスが開催される。このレースは2歳の中距離王者決定戦であり、来年のクラシックを占ううえでも大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。[3/5ページ]
■全頭調教診断③
オルフセン【評価:B】
先週のコースでも直前の坂路でも、軽快で推進力十分の走り。使いつつ、一戦ごとに気配は上向いている。
テーオーアルアイン【評価:B】
重い坂路でも、中1週の疲れを感じさせない軽快な動き。勝った前走の好状態をキープできている。
ノチェセラーダ【評価:C】
追走先着を果たした先週も、ビッシリ追ったわりに時計面は平凡。直前も重い馬場だったとはいえ、伸びひと息。
ノーウェアマン【評価:C】
連闘後の疲れは抜けた印象も、先週・今週と格下を突き離せない。G1前の稽古内容としては、若干物足りなさが残る。
バドリナート【評価:B】
稽古はあまり動くタイプではなく、実戦でキッチリ変わる馬。上級古馬を追走した直前の内容は、悪くなかった。



