
来年のさらなる大舞台を見据える牝馬たちが集うターコイズステークス。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[2/3ページ]
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各馬の評価①
ウンブライル
実績:9
適性:8
騎手:10
3歳時にNHKマイルカップでアタマ差2着の実績があり、G2でも2着が2回。重賞勝ちがないぶん満点には届かなかったが、僅差の9点評価。
適性面は、中山1600mは3歳時にニュージーランドトロフィーで2着の戦績があるコース。適性は十分に感じられる走りで、8点評価。
騎手に関しては、前走の富士ステークスに引き続き、8度目の騎乗となるルメール騎手の手綱。今年はここまで134勝を挙げて全国リーディングトップにつけており、10点評価となっている。
チェルビアット
実績:8
適性:6
騎手:9
NHKマイルカップ3着、フィリーズレビュー2着の実績。前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりでもちろん重賞勝ちはないが、7点以下には落とせない。
適性面は、関西馬でもあって中山コースは未経験。ただ、関東圏の1600mという部類ではNHKマイルカップで3着した経験があり、輸送と距離は問題なさそう。
騎手に関しては、今回が初騎乗となる戸崎騎手の手綱。今年はここまで128勝を挙げて全国リーディング2位につけており、9点評価となっている。



