先々のG1戦線へ向け有力馬が集う鳴尾記念。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[2/3ページ]
各馬の評価①

ウエストナウ
実績:7
適性:8
騎手:7
前走のアンドロメダステークスでリステッド競走初勝利となったが、3歳時には京都新聞杯2着の実績がある馬。重賞未勝利組では上位の7点評価となった。
適性面も、同舞台の大阪城ステークスこそ10着に大敗したが、初勝利を挙げたのはこの条件。舞台適性はありそうで、8点評価となった。
騎手に関しては、前走のアンドロメダステークスに引き続き、2度目の騎乗となる団野騎手の手綱。今年はここまで63勝を挙げて全国リーディング14位につけており、7点評価となっている。
オールナット
実績:9
適性:7
騎手:8
前走のチャレンジカップで重賞初制覇。それ以外に重賞での実績はないが、マテンロウレオに次いでの9点評価は納得。
適性面は、大阪城ステークスでウエストナウに先着しての3着。ここの序列に悩んだが、阪神1800mで勝ち鞍がないぶん、7点評価となった。
騎手に関しては、2走前の新潟大賞典以来、11度目の騎乗となる北村友一騎手の手綱。今年はここまで68勝を挙げて全国リーディング12位につけており、8点評価となっている。



