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日本競馬で開催される平地重賞の中で、最も距離が長いステイヤーズステークス。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[3/3ページ]

各馬の評価

メルボルンC 2着ワープスピード(Getty Images)
メルボルンC 2着ワープスピード(Getty Images)

ホーエリート

実績:7
適性:6
騎手:9

 重賞制覇まであと一歩というレースが続いている安定勢力ではあるが、なかなか勝ち切れない。ヴェルミセル以上クロミナンス以下の7点評価。

 適性面も、3000m超への出走経験がなく、中山コースは【1-2-0-2】ながら、G2の2着は日経賞ではなく目黒記念。そのぶんクロミナンス、チャックネイトより1点下の6点評価。

 騎手に関しては、前走のアルゼンチン共和国杯に引き続き、8度目の騎乗となる戸崎騎手の手綱。今年はここまで123勝を挙げて全国リーディング2位につけており、9点評価となっている。

ワープスピード

実績:9
適性:10
騎手:6

 重賞未勝利なのが不思議なほどで、海外G1のメルボルンカップ2着という実績がある。重賞勝ちのチャックネイトより下とはなるが、重賞未勝利組の中ではトップの9点評価。

 適性面は、3000m超レースへの出走経験が、他馬とは桁違い。メルボルンカップ2着はかなりのパワーワードで、もちろん10点評価。

 騎手に関しては、5走前のメルボルンカップ以来、13度目の騎乗となる菅原明良騎手の手綱。今年はここまで55勝を挙げて全国リーディング18位につけており、6点評価となっている。

【了】

(文●中西友馬)

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