日本のダート王を決める大一番・チャンピオンズカップ。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[2/3ページ]
各馬の評価

ウィルソンテソーロ
実績:10
適性:9
騎手:7
G1級を2勝しており、G1級での2着もチャンピオンズカップ2回を含めて5回。G1級7連対の実績を誇り、文句なしの10点評価。
適性面も、昨年と一昨年のチャンピオンズカップでレモンポップの2着。勝ち鞍こそないがこの舞台に適性があるのは疑いようがなく、9点評価。
騎手に関しては、前走のJBCクラシックに引き続き、14度目の騎乗となる川田騎手の手綱。今年はここまで101勝を挙げて全国リーディング6位につけており、7点評価となっている。
シックスペンス
実績:7
適性:5
騎手:10
芝でG2・3勝というのが評価を難しくしているが、G1級のマイルCS南部杯でも2着。同じくG1級好走の馬との比較で7点評価となった。
ただ適性面は、中京コース未経験の上、ダート1800mも未経験。芝時代はベストの距離ではあったが、5点評価となるのは仕方ないところ。
騎手に関しては、2走前の安田記念以来、6度目の騎乗となるルメール騎手の手綱。今年はここまで130勝を挙げて全国リーディングトップにつけており、10点評価となっている。



