日本競馬を代表するビッグレース、ジャパンカップ。いよいよ今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[2/3ページ]
各馬の評価

■カランダガン
実績:10
適性:6
騎手:6
サンクルー大賞、キングジョージ、英チャンピオンステークスとG1を3勝。G1の2着も4回あってG1・7連対。日本馬と比較しても頭ひとつ抜けた実績で、10点評価。
適性面は、やはり東京コースだけでなく日本の馬場未経験となると、厳しい評価にならざるを得ない。2400m付近のG1を2勝していることを考慮しても、6点評価まで。
騎手に関しては、前走の英チャンピオンステークスに引き続き、7度目の騎乗となるM.バルザローナ騎手の手綱。これまでJRA重賞を3勝している実績から、6点評価となっている。
■クロワデュノール
実績:8
適性:10
騎手:7
ホープフルSとダービーでG1を2勝。ともに世代限定戦であるぶんダノンデサイルよりは下となったが、日本馬の中では実績最上位クラスの8点評価。
適性面は、この舞台でダービーを勝っていることに加えて、東京コースは3戦3勝。文句なしの10点評価となった。
騎手に関しては、前走の凱旋門賞に引き続き、8度目の騎乗となる北村友一騎手の手綱。今年はここまで66勝を挙げて全国リーディング12位につけており、7点評価となっている。



