今週末の11月30日(日)に開催される京阪杯は、ジャパンカップの興奮冷めやらぬ中、京都12Rとして行われる一戦だ。今回は出走予定の有力馬の「前走内容」に焦点を当て、元トラックマンが各馬の走りを丁寧に検証していく。前走で優れたパフォーマンスを披露し、今回へとつながる勢いを見せたのは、一体どの馬だろうか。[2/3ページ]
有力馬の前走評価②

■ヨシノイースター
開催日:2025年9月28日
レース:中山・スプリンターズステークス(芝1200m)
着順:5着
評価:9
前の2頭が止まらない行った行ったの競馬の中、中団インコースから直線伸びて、一旦は3着を取りきるかという場面を見せる。
最後は大激戦の中で僅差の5着となったが、14番人気という評価に反して、見せ場十分の走りを披露した。
スローペースで上がりの速い競馬となったことで、内をロスなく立ち回ったことが好走の要因であるにせよ、ナムラクレアやサトノレーヴというトップスプリンターに迫った内容は素晴らしい。ここはスプリンターズステークス勢で最先着の力を見せたいところ。
■ルガル
開催日:2025年9月28日
レース:中山・スプリンターズステークス(芝1200m)
着順:12着
評価:6
スタートの出があまり良くなく、前年より後ろの中団外というポジション。外枠だったこともあって終始外々を回されたことに加え、前年とまったく異なる競馬で不完全燃焼となっての12着。
前走レビューという観点では高評価とはならないが、32秒1-34秒9だった前年のレースラップに対して、今年のレースラップは33秒7-33秒2。
強さを見せた昨年のシルクロードSやスプリンターズSのように、レース上がりが34秒台となるような展開となれば、ここでは敵なしの印象。
■レイピア
開催日:2025年11月9日
レース:福島・みちのくステークス(芝1200m)
着順:1着
評価:10
好ダッシュからハナを切ると、終始クファシルに突かれて楽な逃げには見えなかったが、後続を寄せつけない走りで快勝。
33秒5-34秒8のレースラップや、3〜5着馬が後方待機勢だったことから分かるように、決して展開に恵まれたわけではない逃げ切り勝ち。
ハナに絶対行きたいというタイプではなく自在性があって、好位に控えてもしっかりと脚が使える馬。前走の内容に関しては、先行有利だったオパールS上位組や、ロスのない好騎乗だったスプリンターズSのヨシノイースターより上に取った。



