11月22日(土)、福島競馬場でG3・福島記念が開催される。このレースは、今年で創設60周年を迎える伝統の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。[3/5ページ]
■全頭調教診断③

シリウスコルト【評価:A】
直前はラーグルフを1秒以上追走して、楽に先着。馬の後ろでもしっかりと我慢ができており、終いの伸びも良好。
タイムトゥヘヴン【評価:B】
2週続けて柴田善騎手騎乗で長めを乗り、スタミナ強化。マイルCSと両睨みの調整ではあるが、距離の不安はなさそう。
ダンディズム【評価:B】
札幌での調整だった前走時と比較して、スピード感のある動き。近走冴えないが、この馬なりに気配は上向いている。
ニシノティアモ【評価:A】
先週の遅れは、1秒以上の追走に加えて併せた相手が動きすぎ。細身の牝馬も、身体を大きく使って力感十分。



