11月23日（日）京都競馬場で、G1・マイルチャンピオンシップが開催される。このレースは、秋のマイル王を決める大注目の一戦である。この記事では、出走予定馬それぞれの調教内容を詳しくチェックし、状態を5段階で評価。レース本番に向けた仕上がりや注目ポイントを、わかりやすく解説していく。[4/5ページ]

■全頭調教診断④

マジックサンズ【評価：C】

先週は確かに好時計なのだが、条件馬に若干アオられかけていた。個人的には、前走時のほうが良く見えた印象。

ラヴァンダ【評価：A】

先週コースでラスト1F11秒0をマークし、直前は坂路でラスト1F11秒8。敢えてマイルCSを選択した意欲は侮れない。

レーベンスティール【評価：B】

水・日・水とコース追いで長めの6Fから。動き自体は良いのだが、今回は輸送もある中でやりすぎの不安は拭えない。

ロングラン【評価：B】

先週長めから強く追ったぶん、直前は単走馬なりで十分。今回は輸送もあって絞れるだろうし、反応良化も期待できる。

ワイドラトゥール【評価：C】

線が細く、負荷をかける稽古ができていない現状。先週・今週と、坂路で遅れが続いているのも気がかり。