HOME » ニュース » 最新情報 » 【学生馬券王決定戦|エリザベス女王杯】京都大学、中央大学の初的中なるか?1位北海道大学は堂々の単勝1点勝負! » ページ 6


全国の大学競馬サークルがGⅠレースで予想力を競う「学生馬券王決定戦」!
第4戦の舞台は、秋の女王決定戦・エリザベス女王杯。今年は、グランプリホース・レガレイラをはじめ、勢いある3歳馬4頭など、女王決定戦にふさわしいメンバーが揃った。果たして、各サークルは、どの馬に重い印を打ち、どのような買い目にしたのか。戦いはいよいよ中盤へ、ここからの展開はますます目が離せない。[6/8ページ]

現在第5位:早稲田大学テンポイント

■エリザベス女王杯の予想

2025年つばき賞を制した時のパラディレーヌ
2025年つばき賞を制した時のパラディレーヌ

◎①パラディレーヌ
○⑦レガレイラ
▲⑯リンクスティップ
△③シンリョクカ
△⑩セキトバイースト
△⑫ライラック

 京都芝2200mで行われるエリザベス女王杯はやや先行有利の傾向がある。スタートしてから初角までの距離が約400mと適度に距離が保たれているために先行争いの決着がつきやすいこと、1~2角でペースが落ち着いてからは3角の急坂までは大きなペース変動が起こりにくいことがその原因となる。

 加えて今年は逃げ候補のエリカエクスプレスあるいはセキトバイーストが淀みない逃げを打つタイプだから、先行馬を中心に組み立てていきたい。

 坂の下りから徐々にピッチが上がるためギアチェンジはある程度速い必要があるが、基本的には向正面でペースが一定になることと、直線が平坦ということでスピードの持続力を必要とする。

 このレースを好走するうえでのポイントとなるのは、マイル以上の距離で厳しいラップを先行したうえで自ら早めに動いて粘り込んだ経験となる。

 例えば昨年の勝ち馬スタニングローズは3歳時の秋華賞を好位追走から押し切ったし、2着ラヴェルは前年のオークスで前崩れの展開を早め先頭で4着に粘り込んでいる。23年2着ルージュエヴァイユも秋には戦法を差しに切り替えたとはいえ、初夏のエプソムCでは1000m通過58.3の差し決着を外2番手から2着に粘り込んだ。

 前年までと異なるのはBコース3週目であること。先週の日曜の降雨の影響も踏まえると、同じ先行馬でも粘りに特化するタイプより好位から動いていけるタイプを狙ってみたい。

 ◎パラディレーヌは京都外回りで3戦2勝。2月のつばき賞はハイペースを4番手から早めに仕掛けて押し切っているし、勝ち時計1:46.8は同開催のG3きさらぎ賞よりもコンマ2秒速かった。前走の秋華賞は後方追走からただ1頭鋭く追い込んできたが、これは大外枠と他の先行馬の兼ね合いを意識したもの。スタートダッシュは決して遅くなく、最内枠確保なら好位からの立ち回りに期待できる。

 ○レガレイラは元々の地力を信頼。昨年のエリザベス女王杯でも直線で狭くなるシーンが無ければ複勝圏内まではある走りだった。

 ▲リンクスティップはきさらぎ賞でハイペースを2番手から粘り込んだ内容を評価する。前走の紫苑Sは不得意なスローの瞬発力勝負に巻き込まれたもので、昨年の勝利騎手C.デムーロに手が戻れば早め早めの競馬で本来の持続力を活かす。

券種:3連複
方式:軸1頭ながし
買い目:①-③⑦⑩⑫⑯
各1000円で10点

■選択レース:福島11R 福島民友カップの予想

◎レアンダー

 今週は福島のメインレース、福島民友Cを選択した。本命はレアンダー。

 3走前の三宮Sでは、先週のみやこSを勝ったダブルハートボンドに常時プレッシャーを掛けられる厳しい展開ながら、4着に好走。

 前走のカノープスSでも逃げて5着と善戦していて、両レースとも重馬場ではあるが前半5F59秒台の流れで粘り込んでいる所を評価したい。

 福島1700mは小回りコースであるため基本的に先行有利で、絶対に逃げたいこの馬と相性が良い。ダート1700mは小倉で2戦2勝の実績もあり、狙うには絶好の舞台だ。

(文●早稲田大学テンポイント)

1 2 3 4 5 6 7 8