秋のダート王決定戦チャンピオンズカップに向け、有力馬が集う武蔵野ステークス。今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[2/3ページ]
各馬の評価解説

■オメガギネス
実績:7
適性:7
騎手:6
昨年のフェブラリーSでは1番人気となったほどの馬であるが、重賞での2着は3回あるも未だ重賞タイトルはなし。実績的には、G1馬2頭からは離された7点評価。
ただ適性面は、東京1600m 【2-0-1-1】。グリーンチャンネルカップを2回制しており、唯一の着外はG1であれば、舞台適性は高い。
騎手に関しては、東海Sからコンビを組み、3度目の騎乗となる岩田康誠騎手の手綱。今年はここまで38勝を挙げて全国リーディング24位につけており、6点評価となっている。
■コスタノヴァ
実績:10
適性:10
騎手:10
今年のフェブラリーS勝ち馬であり、実績面ではトップクラスなのは間違いない。同じG1馬のペプチドナイルと僅差ではあったが、こちらを上位にとっての10点評価。
適性面も、東京1600m【4-0-0-0】とパーフェクト。その中にフェブラリーSが入っているのだから、文句のつけようがない10点評価。
騎手に関しては、前走のさきたま杯に引き続き、8度目の騎乗となるルメール騎手の手綱。今年はここまで117勝を挙げて全国リーディングトップにつけており、10点評価となっている。



