HOME » 予想情報 » 【エリザベス女王杯 能力分析】元トラックマンが有力馬を10段階評価!エリカエクスプレスの総合評価は? » ページ 2

秋の最強牝馬を決める戦い・エリザベス女王杯。今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[2/3ページ]

各馬の評価

2025年秋華賞/2着エリカエクスプレス(写真左)
2025年秋華賞/2着エリカエクスプレス(写真左)

■エリカエクスプレス

実績:7
適性:8
騎手:7

 フェアリーSで重賞勝ちを果たし、前走の秋華賞ではG1で2着と好走。ともに牝馬の世代限定戦だが、G1馬がレガレイラ1頭のみというメンバー構成であれば見劣りはしない。

 適性面は、京都コース【1-1-0-0】と好相性。内回り2000mから外回り2200mへと変わる点が鍵となるが、京都で結果を残しているのは大きなアドバンテージ。

 騎手に関しては、前走の秋華賞に引き続き、2度目の騎乗となる武豊騎手の手綱。今年はここまで63勝を挙げて全国リーディング11位につけており、7点評価となっている。

■カナテープ

実績:8
適性:5
騎手:9
 G1出走は今回が初めてとなるが、牡馬混合重賞の関屋記念を勝利しているのは、高ポイント。今年のメンバーであればレガレイラに次ぐ2番手グループの一角。

 ただ適性面は、京都コースは一度走って6着。2200mどころか2000mも経験がないとなると、厳しい評価になるのは仕方のないところ。

 騎手に関しては、初騎乗となるレーン騎手の手綱。これまでJRA・G1を6勝している実績から、9点評価となっている。

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