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今月末のジャパンカップ、そして年末のグランプリ・有馬記念を見据えた有力馬が集うアルゼンチン共和国杯。今週末に行われるこの一戦を前に、各馬の能力を「実績」「適性」「騎手」の3つの観点から分析する。各項目を【1〜10】のスコアで評価し、有力馬の一覧表で強みと不安要素を整理して紹介していく。[3/3ページ]

2025年舞鶴Sを制した時のダブルハートボンド
2025年舞鶴Sを制した時のダブルハートボンド

■ダブルハートボンド

実績:6
適性:7
騎手:9

 これまで6戦5勝2着1回と、ほぼパーフェクトな戦績。ただ、唯一の敗戦となった前走は牝馬限定重賞。重賞での実績がそれだけとなると、高い評価はしにくく6点。

 適性面は、京都コースで1戦1勝というのは評価が難しいが、1800m5戦5勝はインパクト大。全て重賞でないため7点にとどまったが、考え方によっては最上位ともとれる。

 騎手に関しては、デビューから7戦連続、7度目の騎乗となる坂井瑠星騎手の手綱。今年はここまで100勝を挙げて全国リーディング4位につけており、9点評価となっている。

■レヴォントゥレット

実績:7
適性:8
騎手:5

 重賞での実績は、平安S3着と日本テレビ盃2着。評価は難しいが、平安Sで先着を許した2頭を物差しとすると、7点評価が妥当。

 適性面も、京都コースで行われた平安Sが指標となる。素直に上位2頭に次ぐ8点評価だが、1800mの日本テレビ盃で2着となっているのも加点対象。

 騎手に関しては、今回が初騎乗となる西村淳也騎手の手綱。今年はここまで39勝を挙げて全国リーディング23位につけており、5点評価となっている。

■ロードクロンヌ

実績:8
適性:9
騎手:7

 重賞勝ちこそないが、G3で2着2回3着1回の実績は、この中ではアウトレンジに次ぐもの。重賞2勝馬アウトレンジに敬意を表しての8点評価となった。

 適性面は、京都コース2戦2連対の内容から、こちらもアウトレンジに次ぐ9点評価。花見小路特別の8馬身差圧勝は圧巻であった。

 騎手に関しては、今回が初騎乗となる横山和生騎手の手綱。今年はここまで67勝を挙げて全国リーディング10位につけており、7点評価となっている。

【了】

(文●中西友馬)

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